霧ヶ峰キャンプ場は諏訪市営のキャンプ場で、標高が1,600mと高いので夏でも涼しく、快適に過ごせ、避暑に最適なキャンプ場です。
場内は土や草地で100張ほどの広いフリーサイトで騒音も少なく、自然に近い形でのびのびと過ごすことができます。
霧ヶ峰キャンプ場
⇩霧ヶ峰キャンプ場の利用記事です⇩
霧ヶ峰キャンプ場【基本情報】
霧ヶ峰キャンプ場は東京オリンピック大会の記念事業として昭和44年にオープンした諏訪市市営のキャンプ場です。
また三菱エアコン霧ヶ峰~♬のCMで有名な霧ヶ峰高原に位置し、夏でも朝晩は冷え込みますので注意は必要です。
車の乗り入れ不可のフリーサイトなので、利用者は登山、トレッキングを楽しむソロキャンパーが多くマナーは良好です。
霧ヶ峰キャンプ場【サイト状況】
キャンプ場のフリーサイトは3つのエリアに分かれており、基本的には自然のままで至る所で凸凹になっています。
また、傾斜もある場所もありますが、地面は土と草地でペグの刺さり具合は良いので、気に入った場所でテントを張る事が出来ます。
霧ヶ峰キャンプ場【利用料金】
持ち込みテント(スクリーンテント等)の利用料金は以下の通りです。
- 1~6人用 1張りにつき 730円
- 7人以上用 1張りにつき 1,250円
- タープ 1張りにつき 520円(時間はいずれも、午後1時より翌日の正午まで)
- ゴミ処分料 利用者1人につき 100円
また、アーリーチェックインはテント・タープにつき各200円になっています。
管理棟の開場時間は8:00~18:00で、管理センター受付は9:00~17:00です。
チェックイン&アウトは13:00~翌日12:00
※アーリーチェックイン9:00からで13:00より前に使用する場合は割増料金が発生します。
注意事項
- キャンプ場内へのペット同伴はお断りしております。
- キャンプ場内への車の乗り入れはできません。キャンプ場隣(150m)の市営駐車場(無料)をご利用願います。
- 荷物の運搬は無料貸出のリヤカーがありますのでご利用下さい。
- 場内は凹凸、樹木、暗所等がありますから、懐中電灯、十分な履き物を準備され、けが等の無いように注意してください。
- 天候の急変(強い夕立等)がありますので十分な身支度、非常食などをご用意願います。
- 標高1,600mの高原のため、朝晩は冷え込み、寒い日がありますから、十分ご注意ください。
- 疲労による事故がしばしば発生していますから、余裕のあるスケジュールで行動してください。
- 残飯等のゴミは不燃物・可燃ゴミに分け、必ず指定の場所に出してください。
- キャンプ場内での利用者同士のトラブル(対人、対物、交通事故、のトラブルなど)に関し、当場では一切責任を負いません。
霧ヶ峰キャンプ場【設備】
キャンプ場内には、トイレと炊事場は3カ所ずつあり、かまども第3テントもありますよ。
管理棟で薪の販売だけされており価格も400円でリーズナブルですね。
管理棟内には入る事ができ、炊事場やトイレもありますが…
正直、水洗ではありますが老朽化が激しく最低限の設備と思った方が良さそうです。
また、屋外の第1~3テント場の設備に関しても、テント100張り収容できるように多くありますが老朽化が進んでいますが使う分には特に問題はありませんよ。
実際に清掃状況を見ても奇麗に掃除されており気持ちよくは利用できると思いますが、潔癖症の人には難しいかもしれませんね。
そして、炊事場そばには必ず炭捨て場もありますので、キャンプ後はサイトを奇麗にしてから帰りたいものです。
第3サイトには、かまどもあるので焚火台やコンロを持っていないキャンパーも助かりますね。
そして管理棟そばにはゴミ捨て場があり、分別すればある程度の物を捨てていけるのも有難いです。
また、管理棟の一時駐車スペースには荷物を運ぶリヤカーや一輪車があり、受付&荷物運びが終われば、150m離れた駐車場に車を移動しないといけません。
霧ヶ峰キャンプ場【アクセス】
立地については中央道諏訪ICより車で40分、諏訪市街地からも20分ほどで、高原を駆け抜けるビーナスラインからもほど近い立地になるのでアクセスは悪くありません。
標高が1,625mで高く避暑地には最適で立木もあるので多少は日差しを遮れますが、基本は原野のようなサイトなので真夏はタープがあった方が良さそうです。
霧ヶ峰キャンプ場【ロケーション】
キャンプ場は3つのエリアに分かれていますが、基本的に平坦な場所のようにみえますが、水はけが悪い凸凹地面も多いので、大型テントを張れる場所は限定されそうです。
管理棟までは車で入って荷物を運ぶようなフリーサイトですが、管理棟前には車は5台くらいしか停めるスペースはありませんので、チェックイン時は注意しましょう。
サイト内についてはこのように草木が所々に生えており凸凹ですので、テントのサイズが大きいと設営困難のためソロテントやデュオテントが8~9割を占めます。
そして、霧ヶ峰キャンプ場でも一番奥にある、第2テント場は駐車スペースから遠いですが、プライベートを確保できるようになっており、地面も比較的平坦になっている印象でした。
そして、個人的に気になったのは地質で、水はけの悪い泥土のためペグの刺さり具合は良いのですが、4本足のチェアなどは地面にめり込みやすいです。
まあ、場所によるのでしょうが、今まで行ったキャンプ場の中では砂地サイトよりもチェアの椅子がめり込み、先端のキャップが2つも紛失しましたので気を付けましょう。
そして、この涼しい霧ヶ峰高原にあって大自然を堪能でき、市営キャンプ場のため6人まで720円で利用できるのは非常に格安で有難いですね。
霧ヶ峰キャンプ場【入浴施設】
ヒュッテ霧ヶ峰
霧ヶ峰キャンプ場から徒歩3~4分ほどで行けるヒュッテ霧ヶ峰は高原の樅や唐松に囲まれた素朴な温泉ヒュッテ(山小舎)になっていますが、規模がそこまで大きくないので利用の際は事前に確認が必要です。
白樺湖温泉 すずらんの湯
霧ヶ峰キャンプ場から車で20分の白樺湖温泉 すずらんの湯は露天風呂からは白樺湖を眺める事ができ、疲れた体を癒すには最適です。
霧ヶ峰キャンプ場【買い出し】
ツルヤ 上諏訪店
車で20分で下山すればツルヤ 上諏訪店があり、新鮮な食材が入手でき地元民にも愛されているスーパーです。
綿半スーパーセンター 諏訪店
車で25分の綿半スーパーセンター 諏訪店は食材が入手だけではなくホームセンターとして、アウトドア用品の買い出しの際には便利です。
霧ヶ峰キャンプ場【周辺観光】
霧ヶ峰
霧ヶ峰高原周辺は名前の通り霧が出やすい環境ではありますが、初心者でもトレッキングしやすいように整備がされています。
白樺リゾート 池の平ファミリーランド
霧ヶ峰キャンプ場から車で15~20分ほど白樺湖方面に走れば白樺リゾート 池の平ファミリーランドは子連れには最適で夏場も涼しく遊ぶ事が可能です。
美ヶ原高原美術館
霧ヶ峰キャンプ場からビーナスラインで約40分美ヶ原方面に走るとあるのが美ヶ原美術館で、野外彫刻美術館になっており夏になると自生する高山植物が展示場一帯に咲き競い、ハイキング気分でアート散策が楽しめます。
美ヶ原高原
美ヶ原は、広大な高原の景勝地として古くから知られ標高2000mの高原台地で、付近に高い山がなく360度の大パノラマが楽しめ、たくさんの牛が放牧されている牧歌的な景色は日本ではない風景です。
霧ヶ峰キャンプ場【おススメ度】
さすが三菱エアコン霧ヶ峰の商品名に選ばれるだけの事がある、夏でも涼しい高原地帯の古いキャンプ場で、若干老朽化している設備が多いですが、その分利用者のマナーが良いので安心して利用できます。
標高1,600m以上なので、平地と比べて体感温度は10℃近く低く感じれるので夏場の避暑キャンプには最高で、周辺にはトレッキングが出来るような散策路がたくさん整備されているので、連泊して自然を感じるには最高のキャンプ場です。
ただ、買い出しが不便ですが、キャンプに来る前に済ませておけば問題が無く、これだけの標高に車で来ることが可能なキャンプ場は少ないので、夏場の利用にはおススメです。
総合評価【83点】
管理状況・・・・・★★★★★★★☆☆☆【7点】
サイト状況・・・・★★★★★★☆☆☆☆【6点】
利用料金・・・・・★★★★★★★★★☆【9点】
設備・・・・・・・★★★★★★★☆☆☆【7点】
アクセス・・・・・★★★★★★★★☆☆【8点】
ロケーション・・・★★★★★★★★★☆【9点】
入浴施設・・・・・★★★★★★★★★★【10点】
買い出し・・・・・★★★★★★★☆☆☆【7点】
周辺観光地・・・・★★★★★★★★★★【10点】
おススメ度・・・・★★★★★★★★★★【10点】
以上で、霧ヶ峰キャンプ場の評価を終了しますが、あくまでも個人的な主観で評価しておりますので、記事の訂正などについてのご意見はご容赦いただけますようお願い申し上げます。
※記事の内容については投稿時の状況ですので、実際利用される際には再度、各自で確認されますようお願い致します。