初めて春休みを利用しての我が家の長期キャンプですが、前々日に地元富山を出発し、前日に香川で観光を楽しんで、高知の種崎千松公園キャンプ場で宿泊です。
また、春先という事もあり、暖かい高知まで春キャンプに訪れましたが、今回のファミリーキャンプは長期なので、まだまだ四国を楽しみますよ!
四国ファミリーキャンプの旅【伊予編】!
テントの周りの足音で5時半頃目を覚まします。
種崎千松公園キャンプ場(三日目)
種崎千松公園キャンプ場はキャンプ場というより、海浜公園のような感じで、朝から犬の散歩や釣り人などがたくさん訪れます。
そういう事もあって、市内からも近くコンビニ、スーパー、飲食店などもそばにあって便利なので、今回の四国ファミリーキャンプの旅は種崎千松公園キャンプ場をベースキャンプ地にして三泊予定です。
本来であれば、四国の中央で辺りが良かったのですが、春なので瀬戸内海側をやめて、気温の高い太平洋側をベースキャンプ地にしたんです。
⇩前日のキャンプ記事です⇩
予定を変更し松山へ行こう!
本日は、当初高知市内での観光を考えておりましたが、天気が悪そうなので急遽計画を変更し、三日目に予定していた松山方面へ向かいます。
高知から松山までは高知道&松山道で約150㎞ほどで1時間半ですが、今回は自分も行った事のない、宇和島に寄っていきます。
そのため、7時までには定番朝食ホットサンドとスープで簡単に済ませ出発しますが、まずは土佐ICから高知道で四万十町中央ICまで行き、そこからは国道381号線で四万十川沿いを走ります。
流石は最後の清流といわれる四万十川ですが、途中にあるいくつかの橋は、洪水時に沈んでも良いような作りになっているのが特徴ですね。
また、四万十川は手つかずの川で奇麗な分、洪水になったら危険も隣り合わせなのかもしれませんね。
宇和島城へ行こう!
四万十町から宇和島までは1時間半ほどで宇和島に到着です。
自分は四国は二回目ですが、宇和島は地理的にも四国の主要都市から離れている事もあり、初めてで宇和島と言えば、手に汗握る闘牛ではありますが、まずは宇和島城へ向かいます。
宇和島城といえば築城の名手、藤堂高虎によって築かれた近世城郭で海を一望でき、その後は伊達政宗の嫡男、伊達秀宗が10万石で入封し宇和島藩になる訳ですが…
ここでもまた、天守まで10分以上も山道を登らないといけないのです。
下の駐車場で杖の貸し出ししてますが、戦国時代から変わらない趣のある石段は結構ハードです。
さすがに三男(4歳)では無理なので、長男におんぶしてもらいます。
天守に登るとリアス式海岸の宇和海が一望でき、もう少し、遅い時期なら綺麗な桜が見れそうですね。
本来であれば、せっかく宇和島に来たし闘牛でも見てみたい衝動にかられましたが、闘牛がやっている日は年に5回だけなので、残念ですが宇和島を後にします。
その後は一路高速道路で松山へ向かいますが、お腹も空いてきて昼食をと考えますが、愛媛県といえば鯛めしが有名です。
大黒屋 本町店で鯛釜飯を食べよう!
松山市を中心とした中予~東予地方の「鯛めし」は、焼いた鯛を昆布だしでふっくら炊き込んだ「松山鯛めし」が有名です。
それに対して、宇和島市を中心にした南予地方の「鯛めし」は、生卵入りのタレに漬けた鯛のお刺身を、タレごと温かいごはんに掛けていただく「宇和島鯛めし」と悩みましたが、時間的な事もあり今回は大黒屋 本町店で松山鯛めしをいただきます。
この大黒屋の鯛釜飯はリーズナブルで上品な味ではありますが、少々食べ盛りの子供達には少な目かもしれませんね。
松山城へ行こう!
食後に向かったのは松山城で、ここも山城のため本来なら山を登らないといけません。
本当に、四国の城は山城が多いですよね。
ただ、山城のおかげもあって火災や第二次世界大戦でも焼失していない、国内の現存する十二天守の内、この四国には四つの城があるんですよ。
だから、その分昔の保存状態で残っているので、城好きには四国はおススメですよ。
そして、松山城には有難いことにロープウェイがあって天守近くまで行く事もでき、帰りはリフトでも下りる事が可能です。
道後温泉で温泉を堪能しよう!
松山城を観光した後は、夏目漱石の小説【ぼっちゃん】でも有名な道後温泉に向かいます。
まずは、坊っちゃんカラクリ時計で写真を撮って、道後温泉ハイカラ横丁で休憩&お土産選びです。
休憩したのは六時屋さんで一六タルトをいただきましたが、しっとりとしたカステラで柚子香るこし餡(あんこ)を巻いた和風ロールケーキで絶品ですね。
一六タルト
ナジャ工房
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そして、最後は道後温泉本館で今回の旅の疲れを癒します。
自分は20年ほど前にも道後温泉に来て入ったことがあるのですが、今回は凄く混んでいてビックリです。
時間も16時頃という事もあってか、人が多く着替えを置くロッカーも少なく、体を洗う事が出来ないくらいの混雑ぶりです。
そもそも、この【千と千尋の神隠し】のモデルになった道後温泉本館の神の湯自体、そんなに規模は小さく、各地にある銭湯と変わらない規模だから仕方がないですね。
また、洗い場が16~18カ所くらいで、大浴槽が1つで入湯制限しないといけないくらいの混雑ぶりだったので、ゆっくり入るどころか行水みたいな感じでしたよ。
種崎千松公園キャンプ場へ帰ろう!
入浴後は、松山市内にて給油をし夕食をとって、買い出しを済ませ国道33号線で高知県の種崎千松公園キャンプ場に2時間ほどかけて戻りました。
今回のように、キャンプ場を転々とせずに四国の中心部をベースキャンプ地ですれば、自宅みたいなものですから、観光して回るには便利ですね。
キャンプ費用【種崎千松公園キャンプ場】
2019.3.25~3.26
- キャンプ場利用料:無料
- 道後温泉本館:大人420円×4 +小人160円×2=2,000円
- 食材費:2,000円
総合計:4,000円
本日も観光&外食&ガソリン代で15,000円前後だったので宿泊費がかからない無料キャンプ場は最高です!
四国ファミリーキャンプの旅は、まだまだ続きます!
⇩続きの記事です⇩