天気の良い日はキャンプに行きたいのは山々ですが、2023年の春先から筆者は愛車の乗り換えもあり、しばらく自分の車がありません。
そのため休日に嫁さんの車の使用が禁止されている理由もあって、久しぶりに夫婦で今シーズン初の登山にチャレンジです。
白木峰を目指そう!
筆者の嫁さんは十年ほど前に足の粉砕骨折をしてから足首の可動域が狭く、長時間の登山は足に負担がかかるので、短時間で登れる小白木峰に登る事にしていたのですが、富山県側からの道路は閉鎖されていました。
⇩嫁さんが粉砕骨折した記事です⇩
そのため、急遽予定を変えて杉ヶ平キャンプ場から白木峰に変更です。
そして、本来なら杉ヶ平キャンプ場から林道を経て8合目まで車で登れるのですが、道の崩落もありゲートが閉鎖されており、ここ数年はキャンプ場から登るしか方法がありません。
⇩杉ヶ平キャンプ場の基本情報です⇩
そのため小白木峰と違い、白木峰は片道4時間ほどの道のりで嫁さんの足が心配ではありますが状況を見ながら頑張って登ってみます。
杉ヶ平キャンプ場から出発しよう!
そして、駐車場に着いたのが早朝5時前ですが辺りは明るく、元気に21世紀の森を抜けて夫婦で登っていきましょう。
ただ、登り始めて異変に気が付きます。
急な登山コースの変更もあって下調べをしておらず、すぐさま沢から急勾配の道を登る羽目になってしまい少々苦戦し無理やり舗装道に登ってコースの修正です。
登山道の災害復旧工事!
出発してから40分ほどで、林道の災害復旧工事現場に差し掛かりますが、2023年7月末日には工事が終わるみたいで、これならもう少し待ってから車で登れば良かったと気付きます。
道も土砂の流入や崩落はありますが、これなら近いうちに復旧出来そうですと思ってしまいましたが、この見通しが甘かった事を後に後悔します。
登山道を発見!
キャンプ場を出発してアスファルト舗装の道を歩き、1時間ほど経った頃にようやく登山道を発見です。
本来であれば最初から登山道はあったのだと思いますが、ここからはかなりの急登が二人の体力を奪っていきます。
足の悪い嫁さんからは来なければ良かったと言われるくらいの急な山道を、40分かけて登っていきますよ。
迂回して一般道を歩こう!
思った以上の急勾配を登り、かなりの体力の消耗もありましたが、ようやくアスファルト舗装の一般道まで来ましたよ。
そして、ここからも急登の登山道があり次のポイントまでは40分ほどですが、嫁さんの足の具合もあるので、ここではあまり時間のかからない一般道を選択します。
現在は通行ができない林道ではありますが、人が歩く分には問題なく足の負担が考え迂回していきますよ。
8合目駐車場に到着!
キャンプ場を出て2時間半で8合目駐車場に到着です。
道の崩落がなければ、8合目のここまで車で来ることができれば助かるのですが、歩いてくるには結構しんどいです。
そして、8合目からも急登ですが、周りも木々も少なく辺りは開けてきて景色も良くなってきます。
登り切ったところで、いったん水分補給をしながら休憩です。
ここまできたら、白木峰までもうすぐです。
白木峰山荘を目指そう!
休憩もして、さらに進みますが先に白木峰山荘を目指すために迂回路を選択しますが、5月中旬ですが道には雪が残っています。
20分ほど歩きようやく白木峰山荘が見えきてきます。
中は無料の避難小屋になっており休憩や食事もできるようになっていますが、嫁さんがここで食事をするのは嫌と言ったので白木峰まで進みます。
木道をトレッキング!
白木峰山荘をでると、辺りが一気に開けてきます。
1,600mほどのエリアは森林限界を超えるので、若干雪もありますが気持ちよく歩けますよ。
浮島の池の分岐点辺りまできますが辺りにベンチもなく仕方なくここらへんで休憩です。
カップ麺を食べよう!
キャンプ場を出て3時間半7~8㎞ほど歩き足もパンパンなので、木道で休むのはあれかもしれませんが休憩をしましょう。
時間は8時半頃と、ちょっと遅めの朝食をカップ麺で済ませます。
かなり距離を歩いたのでお腹も減っており、ラーメンの汁まで残さず完食です。
浮島の池を目指そう!
休憩を済ませ、こここから次のポイント浮島の池までは往復50分ほどですが、嫁さんは体力が限界に来ておりここで休憩させて、筆者一人で進みます。
5月中旬という事もあり、ニコウキスゲなどの花は咲いておらず残念でしたが浮島の池に到着します。
ただ、自分が思っていたより全然小さい池でビックリです。
下山しよう!
再度嫁さんと合流し下山ルート変えて、白木峰頂上にくるとベンチもあったのでここで休憩すれば見晴らしも良くて良かったですね。
朝の5時前にキャンプ場を出発し戻ってきたのは13時を回っており、往復8時間の山行でしたが今年初めての登山としてはかなりハードでした。
聚楽・創でジビエを食べよう!
登山道入り口の杉ヶ平キャンプ場を後にして、Instagramのフォロワーさんにおススメされた聚楽・創へ向かいます。
場所は八尾の山奥にあり、白木峰からの自宅へ帰る途中にあります。
ここでは、新鮮なジビエ料理の他に地元で採れた山菜料理などもいただけますよ。
嫁さんは長時間の登山で食欲がないという事で、山菜の天婦羅を食べていましたがシンプルな塩味だけでも十分美味しいです。
筆者は鹿の焼肉定食をいただきますが、ソース系の味付けが自分に合わずどうせなら味噌味でも良かったような気がします。
ただ、沢山歩いた事もありお腹いっぱいになり満足です。
また、過去の夫婦登山でも長距離を歩いた事により疲労感が凄く、嫁さんにはこういう登山にはもう行きたくないと言われ今回の登山は終了です。
登山費用【白木峰】
2023.5.17
- 創:2,540円
総合計:2,540円
今回の登山は乗り物を使わず麓から登った事もあり大変でしたが、往復8時間までなら何とか登れる事を実感できて良かったです!