11月中旬になると山々も紅葉が一斉に見頃になってくるところが増えてくると、山の彩りを眺めながらキャンプをしたいと思ってきます。
そこで、今回は無料でありながら高規格キャンプ場と名高い長野県の木曽駒冷水公園で、木曽の紅葉を眺めながらキャンプを楽しんできましたよ!
木曽駒冷水公園へ行こう!
今回のキャンプは、長野県の木曽駒冷水公園で標高は1,200mほどもあり11月中旬と言えども氷点下の可能性があります。
そのため、冬装備なのでロードスターにはのらず、久々にエスティマで早朝5時頃自宅を出発して一般道で高山経由で向かいますよ。
御嶽山展望台からの紅葉は絶景!
国道361号線で木曽方面に抜けるのは初めてですが、途中御嶽山展望台の看板を発見してたので休憩を兼ねて少し寄っていきましょう。
ここは国道361号線沿いにあり、駐車スペースもあるので車を停めてから50mほど歩きます。
すると、天候も快晴という事もあって御嶽山と紅葉と青空のコントラストが絶景ですね。
木曽駒冷水公園に到着!
途中御嶽山の絶景を楽しみながら、木曽駒冷水公園に到着したのは9時頃です。
ここは元々ものスキー場跡地に近年整備された通年の無料キャンプ場で、24時間自由にテントを張る事ができる人気のオートキャンプ場になっており、以前から来てみたかったんですよ!
⇩木曽駒冷水公園の詳細情報です⇩
サバティカル「モーニンググローリーTC」を設営しよう!
そして、11月上旬にしては天気も良く暖かくて、早速ですがサバティカル「モーニンググローリーTC」を設営していきますよ。
いつものミニマムキャンプと異なり荷物は多めですが、車を横付けできるので設営も簡単で1時間もせずに完了し、嫁さんは早速お菓子を食べています。
サバティカル「モーニンググローリーTC」
熊本の質屋 質乃蔵
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⇩サバティカル「モーニンググローリーTC」のレビュー記事です⇩
そして、筆者は見事な紅葉をツマミに早速お酒をいただきますが、設営後の一杯はやっぱり美味しいですね!
炒飯を作ろう!
休憩をした後は、嫁さんとキャンプ場内を散策したらお昼ご飯の時間で、冷凍庫に残ってご飯を使ってターク「ロースト 深型」で炒飯を作っていきます。
ターク「ロースト 深型 28㎝」
葉山セレクト イノセンス
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⇩ターク「ロースト 深型 28㎝」 のレビュー記事です⇩
実は、ターク「ロースト 深型 28㎝」は自宅でも愛用しているフライパンで、鉄製の深型フライパンになっているのでキャンプにも兼用しているんです。
炒飯を美味しくいただいた後はサッと片付けて、飲んでいない嫁さんの運転で木曽観光に出かけますよ!
義仲館に行こう!
木曽という地名を聞いてまず筆者が連想したのは、悲劇の将軍である源(木曽)義仲です。
そして、木曽駒冷水公園から車で15分の所にあるのが源義仲(木曽義仲)の伝承を知る事ができる義仲館です。
ここでは義仲だけではなく、愛妾の巴御前の紹介などをプロジェクションマッピングを交え解説しています。
また、源義仲の記録資料は少なく、あくまでも伝承を知る事だけしかできませんが、それでも筆者の知らない事が学べて良かったですよ。
巴淵で紅葉を眺めよう!
巴淵は、山吹山のふもと、木曽川が巴状に渦を巻く淵で、木曽義仲に尽くしたといわれる「巴御前」にちなんで名付けられています。
また、巴御前が水浴びした淵してや、ここに住む竜神が化身して巴御前になったという伝承もあるんですよ。
また、秋のこの時期は静かな水面に色づいた木々が映り込み、美しい紅葉を楽しむことができますよ。
福島関所跡へ行こう!
木曽義仲や巴御前の伝承を楽しみながら散策した後は、車で10分の福島関所跡へ向かいます。
木曽福島は江戸時代中山道の要衝で、大名の統制や江戸の防衛、治安維持などを目的として各地には関所が置かれていたそうです。
なかでも木曽福島の関所は日本四大関所のひとつで、江戸に持ちこまれる鉄砲と江戸を離れる大名の妻子を「入鉄砲・出女」として取り締まっていたそうです。
実際、この木曽福島の関所跡があるのは国道から一段上がった山岳路にあり、ジオラマのような中山道の趣を感じとれますよ。
その後は、古い街並みを散策しますが、中山道沿いの奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿と比べると若干見劣りはしちゃいますね。
ひじき御飯とステーキを食べよう!
キャンプ場に戻ったのは16時前ですが、山あいの木曽駒冷水公園のサイトは日陰になり、日中の暖かさはなく若干肌寒いですね。
今回は、無料キャンプ場を利用する事もあり奮発して、ストーブでサーロインステーキを焼いていきますよ。
また、一緒に炊き込んでいた「ひじき御飯」も完成です。
18時前で少々早目の夕食でしたが、ステーキは和風のおろしポン酢であっさりしていて「ひじき御飯」にもピッタリ合って美味しかったですよ。
⇩ひじき御飯のレシピ記事です⇩
焚き火を楽しもう!
食後は、嫁さんに後片付けを任せ、筆者は寒くなるにつれて楽しいの焚き火の準備を始めていきます。
最近は後片付けか面倒で昔ほど焚き火をしなくなりましたが、それでも辺りが暗くなってからの焚き火の炎は最高ですね!
完全に冬になると、寒くて屋外で焚き火はせずに薪ストーブにお籠りキャンプに移行するので、今年最後になるかもしれないと思いながら焚き火を楽しみます。
貸切風呂「シリカノユ」に入ろう!
焚き火を楽しんだ後は、木曽駒冷水公園にある「シリカノユ」で貸し切り風呂を利用しましょう。
日中に利用時間を予約表に自分で記載して売店で1時間1,000円で支払いをすれば利用可能で、シャンプー&コンディショナーもあるので、二人以上での利用ならコスパも良好です。
そして、事前に利用方法もyoutubeで確認しており、ゆっくりを夫婦でお風呂を浸かれましたよ。
また、脱衣所にはドライヤーもあるので髪の長い女性にも有難いですね。
そして、筆者は利用後にお風呂にある洗剤でお風呂掃除を始めていきますが、洗剤が少なくストックを多めに用意してもらうと助かりますが、無料キャンプ場で常駐スタッフがいないので致し方ない部分かもしれません。
風呂上りは夫婦で晩酌を楽しもう!
キャンプ場にお風呂があると運転をする必要もなく、テントに戻って夫婦で乾杯です。
その後は完全にお菓子を食べながら晩酌タイムで、20時頃からテントに籠ってのんびりと映画鑑賞です。
夜は冷え込みが厳しいですが、エアーマットにインフレータブルマットと毛布を敷いた上でダウンシュラフに入ればぬくぬくで、本日のキャンプは終了です。
木曽駒冷水公園(二日目)
翌日は、3重の寝床のおかげで温かく快適で、久しぶりグッスリ眠れて6時頃には目を覚まします。
辺りはまだまだ暗く寒いので、アルパカプラスの火をつけていきますよ。
モーニングコーヒーを飲もう!
これからの季節はどんどん明るくなるのが遅くなるので、寝起きに暖をとりながらコーヒーを淹れるのがルーティンになってきます。
コーヒーの香りで嫁さんも起き始めて化粧を始めるので、その間筆者は一人で寝床などの片付けを進めていきます。
桜海老ごはんを作ろう!
7時頃にようやく朝日が差し始めますが、11月の木曽は流石に寒いですね。
朝食は乾燥桜エビを使って「桜海老ごはん」を作りながら、ストーブでサバの味噌煮を温めていただきます。
⇩桜海老ごはんのレシピ記事です⇩
コーヒーを飲みながら撤収しよう!
食後はコーヒーを淹れて飲みながら夫婦で撤収を始めていきます。
寝床を朝食前に片付けてあると、後の撤収も簡単ですね。
木曽馬の里へ行こう!
木曽駒冷水公園を10時前に出発して、車で30分の木曽馬の里へ寄っていきますよ。
木曽馬の里は、心やさしい木曽馬と触れ合えて乗馬や馬車体験、おみやげ・お食事センターではそば打ち体験もできるんです。
暖かい季節は木曽馬が放牧場に放されており、自由に触ったり道端の草を食べさせる事ができますよ。
また、木曽馬の里を出て九蔵峠に差し掛かると御嶽山の絶景です。
国八食堂でホルモンと豆腐を食べよう!
お昼頃には高山辺りまで来たので、高山の人気店国八食堂に寄っていきます。
筆者としては20年以上通い続けているお店で、12時前の到着時には20人弱ほど並んでおり、30分ほど待ってやっと入店です。
ここでいつも頼むのは定番のホルモン定食と焼き豆腐定食で、熱々の鉄板からの湯気が食欲をそそります。
そして、味噌で炒めたホルモンはご飯のお供に最高で、焼き豆腐もいい味で激ウマで、今回も次回のキャンプのためにお持ち帰り用の冷凍ホルモンを買っちゃいましたよ。
木曽駒冷水公園は高規格キャンプ場レベルでありながら無料のオートキャンプ場で、紅葉や観光も存分に楽しみ今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【木曽駒冷水公園】
2023.11.8~11.9
- 木曽駒冷水公園:無料
- シリカノユ:1,000円
- 食材費:2,246円
- 義仲館:600円
- 国八食堂:2,550円
総合計:6,396円
今シーズン初のストーブを利用してのキャンプでしたが、改めて暖かさを実感できましたよ。