防災用照明なら電池式や充電式のLEDランタンが使いやすいですが、どうしてもLEDの直線的な光はマッタリと過ごすキャンプとは、相性が合わないと思っておられる方も多いのではないでしょうか。
そういう場合は燃料も手軽に入手できて、簡単に使えるCB缶専用のガスランタンを使ってみてはいかがでしょうか。
キャンプの夜は明るいのが一番!
筆者はキャンプを始めて10年以上経ちますが、キャンプをを始めた当初はLEDランタンを愛用しており、今でも数種類のLEDランタンを使用しています。
ただ、LEDランタンは光の拡散が直線的だったり、物によっては照度が低いのが難点で、少し暗くも感じます。
⇩ 筆者が愛用しているLEDランタンの記事です⇩
ソロキャンプなら上記ランタンで問題はないのですが、ファミリーキャンプの場合はテントも大きくなりがちなので、照度が高い燃料系ランタンを使っているキャンプサイトは明るくて羨ましいなと思う事も多かったんですよ。
LEDランタンのメリットとは!
しかし、LEDランタンはメリットも多いのが事実です。
- 電池を入れるだけで誰でも気軽に使える!
- ランタン自体が熱くならない!
- 換気不足なテント内でも使える!
- 燃料が電池なのでどこでも入手可能!
- LEDという事で省エネ性が高い!
メリットが多いと思いますが、燃料系ランタンと比べると光量は弱めで、明るくするために最光量で使うとバッテリーが短時間しか持たずモバイルバッテリーが必要になるデメリットもあります。
キャンプサイトが暗い問題点は!?
そもそも、不便なキャンプなので、少しくらい暗くても雰囲気も出て良いと思われる方も多いかもしれません。
しかし、ファミリーキャンプの場合は状況が少し違ってきて、夏期のキャンプなら夜遅くまで明るく、21~22時頃に就寝なら夕食後の2~3時間が暗くても問題はないのですが、夏期以外のキャンプだと暗さが問題になる事が増えてきます。
キャンプでの暗さのデメリットとは!?
- 夏期以外は夕方から暗くランタンを点ける時間が長い!
- 肉料理の際の火の通り具合が分かりにくい!
- 暗いと本を読む際の字が見えにくい!
- テント廻りの障害物に気付きにくい!
暗い時間が長いと食事の際に不便だったり色々と不都合が出てきて、夏期以外は明るさが欲しいと思う事が増えてきます。
燃費の良いCB缶が使えるガスランタン3選!
燃料系のランタンは、ガソリン系(オイル&灯油系)とガス系ランタンに分けられますが、ガソリン系ランタンは外気温に左右されずに明るいです。
しかし、ガソリン系は燃料費が高くつき正直コスパは悪くCB缶専用バーナーをお使いの方も多いので、今回はCB缶専用のガスランタンを紹介します。
ユニフレーム「フォールディングガスランタンUL-X」
コスパの良いCB缶専用スランタンは多くないですが、筆者が愛用してるのはユニフレーム「フォールディングガスランタンUL-X」です。
sotosotodays
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カセットボンベという手軽な燃料を用い、低燃費と高照度を両立させる事が可能で、一台でサイト全体を照らせる240Wの照度と低燃費を両立させたカセットボンベ式ランタンになっています。
また、ユニフレームUL-Xの良い点は、ツインバーナーと一緒でパワーブースター搭載しており、燃焼部分(発光体)の熱をガスカートリッジに伝える機構になっています。
そのため、ガスカートリッジを温めることにより液化ガスの気化を促進させ出力ダウンを防止できるのでおススメです。
⇩ユニフレーム フォールディングガスランタンUL-Xのレビュー記事です⇩
SOTO「ST-233」
新富士SOTO「ST-233」 は、夏テントサイトを明るくすると虫が寄ってきますが、オレンジ色の発光で虫の寄りにくく防虫対策では効果があります。
ヒマラヤ Yahoo!店
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また、パワーブースターも標準装備でドロップダウンを防ぎ、安定した光量が得られます。
SOTO「フォールディングランタン ST-213」
SOTO「フォールディングランタン ST-213」 は、ST-233のノーマル版ですが、極寒キャンプをされないならコチラのST-213でもスペック的には十分で、ST-233よりは燃費性能は良いのが特徴です。
revol market
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また、他のCB缶専用のガスランタンはカセットボンベを下から入れるだけなので、初心者にも使いやすいですよ。
燃費の良いCB缶が使えるガスランタンは初心者にもおススメ!
CB缶ガスランタンがおススメなのは以下の方です。
- 夏期以外のキャンプが多い方!
- 高規格キャンプ場を利用しない方!
- 夕飯に肉を焼きたい方!
- 夜長を楽しみたい方!
- 子供連れキャンパーの方!
- ファミリー&グループキャンプが多い方!
上記に該当する方には、手軽に使えるCB缶専用のガスランタンが最適です。
また、明るさを欲しいならガソリンランタンも良いですが手間がかかるので、もっと簡単に手軽に使えるコスパも安いガスランタンで、サイトが明るいキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。