ソロキャンプは好きな時間の使い方が出来るのが魅力で、その中でも自分がソロキャンで一番大切にしているのは焚火です。
そして、焚火も大事だけど美味しい物も食べたいなら、やっぱり調理がしやすい焚火台が魅力的ですよね!
ソロキャンプなら断然直火料理!
キャンプを始めた10年前は直火で調理するなんて考えられなかったのですが、火の扱いに慣れてくると焚火をしながら調理するのもオツですよね。
慣れさえすれば木炭なども不要で、薪を全体的に炭化させて熾火状態にすればどんな料理も美味しく作れます。
焚火台の種類
ちなみに、焚火台に関して色んな種類があるのをご存じでしょうか?
軽量な焚火台
ソロキャンプと言っても車で行くオートキャンプなら、焚火台の重量などはあまり関係ありませんが、フリーサイトで荷物を運ぶ必要があったり、またバイクや自転車の場合は積載量も気になります。
また、ソロキャンプについては公共交通機関を使っての徒歩キャンパー方や山岳縦走などの場合は、コンパクトに収納出来て軽量な焚火台が好まれます。
⇩軽量な焚火台の記事です⇩
焚火を楽しむ焚火台
焚火を重要視するのは当たり前ですが、焚火台のサイズによっては薪割りがしないと使えない焚火台もあり、薪の大きさを気にせず炎を操る事を楽しめる焚火台の事です。
そのため、どうしても焚火台が大き目になりがちですので、基本的には積載量や重量を気にしないオートキャンプでは、コチラの焚火台の方が焚き火をより楽しめるはずです。
調理がしやすい焚火台
ソロキャンプでの楽しみ方の一つにキャンプ飯があると思いますが、ソロキャンプの際には焚火台を使った直火調理を無理にする必要はありません。
薪を使った直火調理ではクッカーがススで真っ黒に汚れる事もあるので、調理はガスバーナーを使う人も多いです。
しかし、直火調理をする事で、火器類の荷物を減らす事もでき、また調理がしやすい焚火台も多く販売されています。
焚火台のコンセプト
焚火台と言っても、ソロキャンプをする人の考え方やキャンプスタイル次第で選ぶ焚火台が変わります。
以前のソロキャンプでは駐車場から一人で荷物を運ぶ必要があり大変でしたので、そういった事も踏まえて焚火台を検討する必要もあると思います。
⇩そのソロキャンプの記事です⇩
熾火を極める
調理がしやすい焚火台とは普通の焚火台と、どう違うんでしょうか?
そもそも、調理がしやすいポイントしては、鍋やケトル、スキレットなどの調理器具を使用できるかです。
その為、調理に適した焚火台は調理に適した拡張性があり、別売りのオプションパーツを使用する事でストレスなく直火調理が楽しめるようになっています。
炭以外で薪を使っての直火調理をする際には、焚火を熾火状態にする事が重要です。
熾火状態とは薪の炭化が進んだ状態の事で、熾火状態になる事で火力が安定し煙が出にくい状態になるので調理に適しています。
直火で調理のしやすいポイントとは?
そして、直火で調理がしやすい為には3つのポイントが重要になります。
- 焚火台として使いながら調理器具が使用できる。
- 薪や炭を調理しながら、投入する事ができる。
- 調理をする際のオプションパーツが充実している。
以上の事を、兼ね備えた焚火台が調理に向いています。
直火調理がしやすい焚火台6選!
そして、直火調理がしやすい焚火台としては以下のソロ用焚火台がおススメです。
ユニフレーム 薪グリル solo
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ユニフレームの薪グリルsolo は火や炭火で調理が楽しめるステンレス製かまどになっており、ヘビーなゴトク使用で、小さいながらも本格的な料理や焚き火が楽しめるのが特徴です。
また、ユニセラ鉄板がぴったりフィットしたりと、ユニフレーム商品の拡張性も高く、キャンプ羽釜3合炊きも使えるのは嬉しい配慮ですね。
ユニフレーム 薪グリルsolo 仕様
- サイズ使用時:約205×180×185(高さ)mm
- 収納時:約135×210×65(厚さ)mm
- 重量 :約1.1kg
- 素材 :ステンレス鋼
ユニフレーム ファイアグリル solo
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ファイアグリルは絶妙な炉と網の構造になっており網はファイアグリルのツメに載せる仕様なので、炉の四隅にスペースができ、炭の調整がしやすくなります。
またソロサイズが最適ですが、通常サイズだと薪も割らずにそのまま使えますし、網の四隅は中心部に比べ火力が弱くなるので、保温スペースとして使えますよ。
ユニフレーム ファイアグリル solo 仕様
- サイズ使用時:約295×295×170(網高)mm
- 収納時:約210×210×60(高さ)mm
- 重量 :約900g
- 材質 :炉・ロストル:ステンレス鋼
スタンド・焼網:鉄・クロームメッキ
自分はソロでもこのユニフレームのファイアグリルの通常サイズを愛用しています。
⇩ユニフレーム ファイアグリルのレビュー記事です⇩
スノーピーク 焚火台SR
スノーピーク 焚火台SRは従来の焚火台としての使い方以外に、調理や楽しめる拡張性の高さ、かさばらずにワンアクションで広げられるシンプル構造、焚き火の強大な熱量にも対応する丈夫さが特徴です。
また、本体を長方形にする事で薪の収まりを良くし、薪がこぼれ落ちる気にすることなく少量の薪で焚き火を楽しめるようになっており、ソロキャンパーにとって、より使いやすいデザインになっています。
スノーピーク 焚火台SR 仕様
- サイズ使用時:480㎜×265㎜×390㎜
- 収納時:438㎜×265㎜×60㎜
- 素材 :ステンレス
⇩ スノーピーク 焚火台SRの記事です⇩
キャプテンスタッグ カマドスマートグリルB6型
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キャプテンスタッグのカマドスマートグリルB6型は、ゴトクとアミがセットで煮炊きや焼き物等、いろいろ賢くスマートに使え、収納はB6サイズでコンパクトの為ツーリングや、お一人様キャンプに最適です。
本体は錆びにくいステンレス製で燃料や用途に合わせて炭受けの高さが3段に調整可能でありながら、鹿番長特融のコストパフォーマンスの高い商品に仕上がっています。
キャプテンスタッグ カマドスマートグリルB6型 仕様
- サイズ使用時:幅200×奥行125×高さ180mm
- 収納時:幅200x奥行125x厚さ35mm(グリルのみ)
- 重量 :760g
- 材質 :本体・炭受け(ステンレス)
- ゴトク・アミ・目皿:鉄(クロムめっき)
STC社 ピコグリル398
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ピコグリル398は、漫画『ふたりソロキャンプ』主人公であるの孤高のソロキャンパー樹乃倉厳の愛用の焚火台で、作中も電車やバスを使っての徒歩キャンプの為、軽量でありながら、大き目の薪をそのままくべながら直火で煮炊きも出来ます。
オプションの「スピット(串)」を追加する事でより調理がしやすくなり、鍋やケトルなどを載せたり、スピット自体に食材を刺して串焼きも出来て、焼き網を載せて焼肉も十分可能です。
STC社 ピコグリル398 仕様
- 収納ケースサイズ:収納時 33.5cm×23.5cm×1cm
- :組立時 38.5cm×26cm×24.5cm
- 本体重量 :約450g
- 素材 :ステンレス
笑's B-6君
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別名…メタル賽銭箱…wもとい!!B-6君については『ゆるキャン△』主人公の志摩リンが作中で使っている焚火台で、重量も500gでコンパクトに折り畳みめながら、拡張性もあり煮炊きもしやすく、グリルプレートを使う事で焼肉も楽しめますよ。
ただ、直火調理を楽しむためには薪を細かく割る必要がありますので、ナイフや鉈などもセットで持っていく必要がありますね。
笑's B-6君 仕様
- サイズ収納時:181mm×122mm×18mm
- 組立時:215mm×122mm×165mm
- 重量 :500g
- 素材 :ステンレス
また、自分はサイズ的には2倍のB-5サイズをソロキャンプで愛用していますよ。
⇩笑's コンパクト焚き火グリル『B-GO』3点セットのレビュー記事です⇩
ソロキャンプで直火調理をしよう!
焚火本来の使い方ができ、調理までしやすいとキャンプ料理を作るのが好きなキャンパーには最適で、豪快な直火料理を作りたくなります。
直火調理の場合は如何に調理がしやすいかが重要で、キャンプスタイルによっては参考にならないかもしれません。
美味しいキャンプ飯を作る事がソロキャンプの楽しみと考える人なら、焚火台を決める際に調理のしやすさも検討しても良いと思いますよ。