キャンプで絶景を楽しみたい方も多いとは思いますが、その中でもダブルダイヤモンド富士は絶景の中の絶景ではないでしょうか。
そんな、絶景を求めて今回はダブルダイヤモンド富士が見れる田貫湖キャンプ場へ行ってきましたよ!
ダブルダイヤモンド富士なら田貫湖キャンプ場でしょ!
そもそも、ダイヤモンド富士とは富士山の頂上に朝日が登る現象の事をいうのですが、ダブルダイヤモンド富士になると、その景色を反射する湖面が必要になってきます。
そして、ダブルダイヤモンド富士で有名なのが静岡県の田貫湖です。
以前から、見に行きたいと思っていたのですが、田貫湖から見える富士山頂上付近に太陽が登るのは、一年でも4月20~23日の数日と、8月20日前後の数日しかありません。
ダブルダイヤモンド富士の条件が最高!
筆者の地元富山からは田貫湖は遠いのですが、たまたま4月20日前後に連休が取れたのと、天気も2日間雲もないような快晴予報の2つの条件が揃ったんです。
こんな好条件が揃ったのなら、少し遠くはありますがこのチャンスに見に行くしかありませんね!
しかも、今回は他県の同僚が迎えに来てくれるというVIP待遇付きなのでラッキーです。
たぬき展望台へ行こう!
自宅に深夜11時頃迎えに来てもらい、富山から安房峠を抜けて中央道を使い田貫湖まで南下する事4時間半、4月21日の早朝4時前には田貫湖湖畔に北側に到着です。
田貫湖でも数日間、頂上周辺に朝日が登る地点が微妙にズレ、この日は田貫湖北側がダイヤモンド富士のピンポイント位置です。
ただ、こんな早朝でも駐車場は車が多く、自分達は湖畔よりも穴場の「たぬき展望台」に向かいます。
たぬき展望台で時間を潰そう!
朝日が登る前でも、すでに富士山のシルエットは分かりますね!
朝日が登るのは6時頃で、「ゆるキャン△」でも見ながら時間を潰しますが、全然人が来ないので少々怖いですね。
たぬき展望台でダブルダイヤモンド富士を見よう!
5時頃になると、富士山の朝焼けが始まります。
時間にすると6時頃ようやく頂上に朝日が登り始めますが、この瞬間に風が吹き湖面が乱れます!
結局は、雲も少なく絶好の機会でしたが、湖面が乱れてダブルダイヤモンド富士には至りませんでしたが、ピッタリと富士山頂が輝いていますね!
たぬき展望台でのダブルダイヤモンド富士を見れず残念でしたが、狸さんに次回のリベンジを誓いますよ。
海鮮丼を作ろう!
そして、たぬき展望台から撤収をして下山し、田貫湖北側のウッドテーブルで朝食を作っていきます。
作るのはメスティンで米を炊き寿司酢合わせたキトキト(富山弁)の海鮮丼で、ワサビ醤油でいただきますが山の中での海鮮丼は絶品です。
田貫湖キャンプ場へ行こう!
そして、8時頃には田貫湖の南にある田貫湖キャンプ場でチェックインを早々に済ませます。
田貫湖キャンプ場の良いところはチェックイン時間が8時と早く、ダブルダイヤモンド富士のチャンスが2度作る事が出来るんです。
⇩田貫湖キャンプ場の基本情報です⇩
スノーピーク「ヘキサイーズ1」を設営しよう!
そして、リヤカーで運んで同僚と別々にテントやタープを張りますが、1時間ほどでお互いの基地が完成です。
目の前のキャンパーさんが撤収したお陰で、目の前にハッキリと富士山が眺めれる最高のロケーションです。
更に、今回は絶景を見るために用意したのがスノーピーク「ヘキサイーズ1」です。
スノーピーク「ヘキサイーズ1」
アルペングループヤフー店
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⇩スノーピーク「ヘキサイーズ1」のレビュー記事です⇩
タープ泊に近く風の強い湖畔だと少々心配ですが、必要最低限の荷物でもカッコ良いですよね!
そして、設営後はのんびりとアルコールを飲み始めますが、実は同僚に迎えに来てもらっていた時からずっと飲んでいるんです。
富士宮焼きそばを作ろう!
今回のキャンプ場での食事に関しては、同僚に乗っけてきてもらう替わりに朝食、昼食、夕食、朝食の4食を自分が担当する事になっています。
また、田貫湖がある静岡県富士宮に来たのなら、やっぱり富士宮焼きそばですよね!
本来なら、外食したいところですがコロナ禍でもあるので、基本はキャンプ場での食事が安全ですね。
一緒にメスティンでシュウマイ、大型シェラカップで水餃子を作りますが、この青空の下で富士山を見ながらのランチは贅沢の極みです。
田貫湖で贅沢に時間を使おう!
食後は、サッと洗い物を済ませますが、同僚共一睡もしていないのでお腹も膨れアルコールが少し入ったら眠くなってお昼寝タイムです。
2時間少々昼寝をして筆者は体力はバッチリですが、ツレはまだ寝ている事からキャンプ場内を散策しましょう。
田貫湖キャンプ場は湖畔に対して横に広がったキャンプ場なので、奥のBサイトまで行くには結構と多いのですが、こういうときには手動ではありますがキックボードがあると楽チンですよ。
富嶽温泉 花の湯で温泉に入ろう!
3時半頃には同僚を起こし、買い出しも含めて少々遠いですが「富嶽温泉 花の湯」まで足を延ばします。
田貫湖キャンプ場からだと車で30分弱ですが、富士宮市街地にあり買い出しの際に利用するのがおススメです。
ここでは、ゆっくり温泉に浸かり昼寝もした事ですし体力が完全に戻りしたね!
赤富士と逆さ富士を見よう!
夕方5時半頃にはキャンプ場に戻り今度は赤富士を展望デッキでゆっくりと待ちますが、湖面が静かで田貫湖に逆さ富士山も綺麗に見えます。。
明日の朝も、この状態だと最高のダブルダイヤモンド富士が望めそうですね!
パエリア&ローストビーフを作ろう!
日も暮れはじめ、夕食は自宅で仕込んできたローストビーフとパエリアです。
また、焚火台では直火でホルモンを焼いていきますが、お酒が進みますね~♬
そして、今回のキャンプで実践投入したのは何もテントだけではないんです。
自宅近所のホームセンターで購入したのはバンドックのチェアカバーです。
バンドック「チェアカバー」
グルックストア
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これから、暖かくなるので必要はなくなりますが、このモフモフ感と無骨感がなんともいえませんね。
正直無くても困らない物ですが、こういう無駄な物に毎回出費をしちゃってます。
デザートにあんころ餅を食べよう!
食後のデザートは、石川県の同僚が餡ころ餅を買ってきていたのですが、既に硬く網を使って軽く蒸します。
そのおかげで、餅も温まり柔らかくて最高ですね。
夜は月も出ているからか明るく、夜でも富士山がハッキリみえて最高です。
徐々に夜も更けていき、22時頃には寝る準備をして本日のキャンプは終了です。
田貫湖キャンプ場(二日目)
二日目は前日と同じようにダイヤモンド富士を見る為に4時半頃に起きて、展望デッキに向かいます。
展望デッキでダブルダイヤモンド富士を見よう!
展望デッキまではキックボードで5分程の距離ですが、絶好のシャッターポイントで朝日が出る1時間以上前の5時前にはすでに前列は三脚で埋まっています。
キャンプ場に宿泊して万全の状態が油断に繋がってしまいましたが、何とか2列目に配置完了です。
徐々に明るくなってきました。
風も落ち着いて、昨日の夕暮れ時ほどではないですが湖面も落ち着いてきました。
ダブルダイヤモンド富士の2回目のチャンス!
そして、6時頃ようやく朝日が登り始めますが、湖面にはさざ波が…
昨日よりも、大目に南側の位置にいたので、朝日の位置もズレていますし強風で湖面にも波が上がり、残念ながらダブルダイヤモンド富士を拝む事はできず残念でした。
ガパオライスを作ろう!
結局、二日目は風が強くダイヤモンド富士は見れませんでしたが、空には雲もなく快晴の中作ったのは挽肉を炒めるだけのガパオライスです。
ちょっとピリ辛の挽肉と半熟卵が何ともいえないハーモニーを奏でており、激ウマですね!
⇩ガパオライスのレシピ記事です⇩
朝霧高原で富士山を眺めよう!
朝食後はテキパキ撤収を済ませ帰路に着きますが、帰宅途中の朝霧高原では牛が放牧されていたので、この景色も絶景です。
近くの道の駅 朝霧高原で牛乳を飲みながら一休みです。
千円札の富士山を見よう!
そして帰り道には、千円札に描かれていて、ゆるキャン△聖地にもなっている本栖湖の浩庵によります。
今まで浩庵には何回も訪れていますが、こんなにも晴れた本栖湖からの富士山は初めてです。
千円札を折り曲げて撮影すると、ピッタリ合いますね!
下部温泉駅前「丸一食堂」でランチを食べよう!
本栖湖を降り下部温泉付近で昼食をとろうとウロついていたら、下部駅前に並んでいる人影をみつけて下調べ無しでとりあえず並びます。
見た感じ、ゆるキャン△に出ていたお店かな?と思いましたが、自販機は山梨の観光地案内のへやキャン△の自販機が…
自宅へ帰ってへやキャン△みたところ、確かにこの風景が出ていました。
待つ事、30分ようやく店内へ入れます。
頼んだものは、やっぱり山梨なら鳥もつ煮ですよね!
それと、鹿の肉を使った馬鹿丼ですが、これも旨い!
また、この周辺は馬を食べるらしく同僚頼んだ馬刺しも美味しくいただきました。
栄昇堂で身延まんじゅうを買おう!
そして、身延周辺まで来たら必ず買うのは格安で美味しい栄昇堂の身延饅頭ですね。
コチラを富士川沿いでお茶と一緒にいただきます。
高ボッチ山からの富士山を見よう!
あまりにも連日天気が良かったので、最後の富士山の見納めと思い寄ったのは日本一のシャッターポイントと名高い高ボッチ高原です。
松本方面はガスって眺望が悪いですが、知らない間にキャンプ場が出来ている!!
帰宅後調べると、2021年の4月中旬のゲート解放以降に、ゆるキャン△の影響で観光客増えて出来たらしく、オートサイト3つに、フリーサイトが20出来ており、これは後日利用したくなりますね。
⇩高ボッチ高原キャンプエリアのレビュー記事です⇩
高ボッチ山から富士山を眺めよう!
そして、高ボッチ山に登ってみると…
諏訪湖の奥に何とか薄っすらと富士山が見えますね!
荒神の湯で温泉に入ろう!
そして、安房を抜けて奥飛騨で寄ったのは、寸志で入れる露天風呂の栃尾温泉の荒神の湯です。
ここは高原川沿いにある公営の露天風呂で、男湯&女湯もあるので、旅の疲れを癒して今回のキャンプは終了です。
格安キャンプ費用【田貫湖キャンプ場】
2021.4.21~4.22
- キャンプ場料金:テント一張2,500円+利用料200円=2,700円(各自清算)
- 入浴費用:714円(キャンプ場割引券有り)
- 食費 :1,000円(一人分)
総合計:4,414円
これ以外に、外食代、お土産代、高速代がかかりましたが格安で、天気も快晴で色んな富士山を楽しめ最高でした!