皆さん、富山県の特産物をすぐに思い浮かべる事が出来ますか?
富山弁で言えばキトキト(新鮮)な海の幸として、寒ブリ、白エビ、マス寿司…などと海産物が目立ちますが、その中でも忘れてはいけないのがホタルイカです。
富山の春の海でホタルイカ捕獲作戦!
例年3~5月の春先には富山県滑川~新港近辺は、ホタルイカの産卵身投げによって海岸の砂浜に延々と続くホタルイカの幻想的な青白い光を見る事ができて、神秘的な光景を楽しめます。
この景色は産卵のために海岸近くまできたホタルイカが波によって海岸に打ち上げられる光景で、ホタルイカが大量に海岸へおしよせる富山湾ならではの現象になっています。
ホタルイカを捕る方法とは!
一般的にホタルイカを採集する方法2つあり、漁港の岸壁や波消しブロックで捕る方法と、砂浜で打ち上げられる前に海に入って捕る方法があります。
今回は幻想的な海岸線のホタルイカ身投げを見る事を第一に考えるので、砂浜があるエリアでのキャンプをしますよ。
浜黒崎キャンプ場へ行こう!
その幻想的な光景が見る事が出来る砂浜は、富山県内の岩瀬海水浴場、八重津海水浴場、浜黒崎海水浴場の3ケ所がありキャンプ場があるのは浜黒崎だけなんです。
筆者も数年前に一度身投げの光景を岩瀬浜で目にした事があるのですが、もう一度キャンプをしながら神秘的な光景を見たかったので、今回は自宅から近い浜黒崎キャンプ場でホタルイカ捕獲作戦キャンプをしますよ。
ただ、キャンプの前々日は新月で気温も高く今年最高のホタルイカ採集の絶好の機会で長男と近隣に見に行ったのですが、全く捕れなかったのでリベンジも兼ねるキャンプなんです。
⇩浜黒崎キャンプ場の基本情報です⇩
ローベンス「クロンダイク」を設営しよう!
利用したのは水曜日で浜黒崎キャンプ場は定休日ですが、前回の雪上キャンプと同様に前日に電話をすると、午前中にチェックインするならOKと了解をもらい9時頃にチェックINです。
⇩雪上キャンプでの浜黒崎キャンプ場の利用記事です⇩
ただ、当日は強風で風が強くかなりヤバいですね。
今回のキャンプはホタルイカ捕獲作戦という事あり会社メンバーも合流予定で、最低予想気温が2~3℃と低いので、張るのは薪ストーブも使えるローベンス「クロンダイク」です。
ローベンス「クロンダイク」
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⇩ローベンス「クロンダイク」のレビュー記事です⇩
しかも、ローベンス「クロンダイク」はデンマーク製で風速130mでも耐えれる仕様ですが、風速10mの中に一人で設営していたらポールを上げた瞬間にペグが5~6本抜けて転倒して死にそうになりましたので、強風時の設営は注意が必要です。
それでも、何とか一人で設営完了しましたが、設営完了間際に遅刻した後輩が到着するというお決まりのパターンでした。
煮込みハンバーグと炒飯を作ろう!
昼前に到着メンバーは自分以外2人で、各自昼飯を用意する事になっていたので、自分は自宅冷凍庫に残っていた嫁さん手製ハンバーグと冷凍炒飯なので、昼飯代は掛からずラッキーです!
ハンバーグをスキレットで最初に焼いたら、固形ソースの素でソースを作り冷凍カット野菜と一緒に煮込みながら、シェラカップで炒飯を炒めて味噌汁を作って完成です。
自宅の冷凍食材だけで、十分美味しそうなランチができますね。
水橋温泉ごくらくの湯で温泉に入ろう!
その後は、ラジオを着けて皆な談笑しながらアルコールも進みキャンプ場からほど近い水橋温泉ごくらくの湯で合流し温泉に入ります。
水橋温泉ごくらくの湯は、前から存在は知っており気になっていたのですが、天然温泉で泉質も良く価格も420円とリーズナブルなのが特徴です。
特に、キャンプ場から近い日方江温泉はキャンプ場と一緒で水曜日定休日なので助かりますし、そばにはスーパーもあり温泉後は5人で近くで買い出しを済ませキャンプ場に戻ります。
鳥みそ鍋を作ろう!
キャンプ場に戻った頃から冷え込みも厳しく気温は10℃以下なので、夕食は体が温まるローベンス「コバクテントストーブ」で鳥みそ鍋です。
ローベンス「コバクテントストーブ」
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⇩ローベンス「コバクテントストーブ」のレビュー記事です⇩
追加でメンバーが一人増え若干密になりましたが、飲食店のように他の利用客はいないので安全ですね!
更に夕方からは晴れてきて、気温は低めですがホタルイカ採集の条件も整いましたよ!
ホタルイカ捕獲作戦【シーズン1】
夜も更けてきて、時間は21時前とホタルイカが出現する時間には少々早いですが…
浜黒崎キャンプ場でレンタルした胴長(500円)を自分も着てみます!
浜黒崎キャンプ場でホタルイカ採集セットをレンタル!
ちなみに、浜黒崎キャンプ場ではホタルイカ採集4点セットのレンタルを1,200円でしているので、手ぶらで来てレンタルする事も可能です。
- 胴長:500円
- タモ:500円
- ヘッドライト:300円
- バケツ:100円
ただ、海に入るのが後輩2名です!
特に体重100㎏超えの後輩がヘッドライトを付けて茶色の胴長を着ていたら、機動戦士ガンダムのMSゴックにしか見えませんね…w
結局、時間が早過ぎてホタルイカはいませんでしたが、良かったのは懐中電灯OLIGHT 「M2R Pro」です。
OLIGHT オーライト「M2R Pro」
makana mall
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一般的なヘッドライトでは光量が少なく海水面しか見えませんが、車のヘッドライトより強力なOLIGHT「M2R Pro」なら、海の中までも鮮明に照らせ海底面まで見えますよ。
ただ、ホタルイカがいなったので捕獲作戦は一度中断し、後片付けをしたのち数人は帰り、最初からの3人でホタルイカの見回りを1時間ごとに決めて仮眠をとります。
ホタルイカ捕獲作戦【シーズン2】
そして、酒を飲んで爆睡中の深夜に自分の名前を呼び声がします…
気が付いたのは0時頃で、後輩が見回りに行った際にホタルイカが打ち上げられているのを見つけスクランブル出動しますが、0時頃に他のホタルイカを見つけられず薪ストーブを着けて暖を取りましょう。
その後1時になり、今度は筆者が浜で生きているホタルイカを発見します!
再度、胴長を履いて2名で海に入り、海の中で泳いでいるホタルイカを捕まえていきますが、約1時間ほどで7~80匹の捕獲に成功です。
ただ、この浜黒崎海水浴場に車で侵入するには、キャンプ場のゲートから侵入するしかありませんが、定休日で利用者が自分達以外に1名しかいないのに、無断でキャンプ場に侵入してきた人間も数名います!
更に、海岸線の護岸工事中で立ち入り禁止区域に、ロープを外して侵入するのは許しがたい行為ですので、出来れば今後は9時にキャンプ場ゲートを閉めるなどの対策が必要かもしれませんね!
その事以外は大満足して3時頃には就寝し本日のキャンプは終了です。
浜黒崎キャンプ場(二日目)
早朝5時頃、北アルプスの山々が赤く色づき始める朝焼けです。
そして、日の出が眩しいですが、この瞬間に飲むホットコーヒーが格別ですね。
毎回のキャンプで朝日を見ながらのコーヒーを飲んでいますが、飽きる事は絶対になさそうです。
海でドローン撮影をしよう!
朝食の準備をしている最中、上司がドローンを飛ばし始めます。
初めて、ドローンが飛ぶのを生で見ましたが凄い景色ですね!
しかも、自分のテントをこの角度から見たのは初めてです。
また、操作性も良さそうで一気に欲しくなりましたが、キャンプ場で飛ばせるところも昔と違って少なくなってきているそうなので、ちょっと残念ですね。
ホタルイカ飯を作ろう!
そして、朝食は新鮮なホタルイカをゲットしたので作るのはホタルイカ飯ですが、ホタルイカから出る出汁の旨味が御飯に染みて激ウマです!
ホタルイカが取れなくても大丈夫なように、缶詰で炊込みメスティン飯が出来用意をしてきていましたが、無事ホタルイカが取れて良かったです。
朝食後は、早々に撤収をしましたが、帰宅後は分けたホタルイカの内臓を抜いて刺身にして夕食に美味しくいただき今回のキャンプは終了です。
※内臓があるままだと寄生虫がいるので刺身で食べるのは絶対にやめて下さいね!
格安キャンプ費用【浜黒崎キャンプ場】
2021.4.14~4.15
- キャンプ場料金:テント2,000円+駐車場800円+入場料100円+胴長2着レンタル1,000円=3,900円(他のメンバーは各自清&カット割り)
- 入浴費用:420円
- 食費 :1,500円(一人あたり)
総合計:3,000円(カット割り清算)
春の富山はホタルイカも大量に捕れて温泉&食事でこの金額なら格安で、ホタルイカ採集キャンプなら浜黒崎キャンプ場で決まりですね!