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冬キャンプの救世主になるか!?Jackery ポータブル電源 700を使ってみた!

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地元の富山県内のキャンプ場は10~11月で終了するところが大半ですが、寒くなる秋~冬にかけてのキャンプで有難い存在になるのはポータブル電源です。

 

元々、我が家では電源サイトやポータブル電源は邪道と考えていたフシがあり導入が遅れましたが、Jackery ポータブル電源 700をようやく入手しましたよ。

冬キャンプのダウンシュラフは高額!?安くする秘訣!

冬キャンプをするようになって、一番重要なのが就寝時に温かく快眠できるかどうかです。

 

高性能の冬用ダウンシュラフなどを使用すれば良いのでしょうが、有名メーカーのダウンシュラフ1枚で5~6万するので、家族6人全員分購入するにはコスパが悪すぎます。

電気毛布で冬キャンプを格安に!

格安の海外メーカーのダウンシュラフも増えてきましたが、電気毛布があれば夏用のシュラフでも暖かく快適に就寝できますね。

 

⇩格安ダウン寝袋の記事です⇩

www.a-chancamp.com

ただ、電気毛布の欠点は電気がないと使えず、キャンプ場にAC電源が完備されていない場合は、ポータブル電源がないと使用は不可能です。

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また、起きているときは灯油&薪ストーブで暖かいのですが、暖房を消して寝る深夜は冷え込みも厳しく、電気毛布があれば安心して冬キャンプが楽しめます。

Jackery ポータブル電源 700を使ってみた!

まずは、冬キャンプに向けてJackeryポータブル電源700を用意します。

by カエレバ

Jackery ポータブル電源 700

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実際開封すると、Jackeryポータブル電源700本体の他に、ACアダプター、車載用充電シガーソケット、充電機器収納袋、取扱説明書です。

Jackery ポータブル電源 700の仕様

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そして、ポータブル電源で一番重要なのが充電容量で、Jackeryポータブル電源700の容量は名称とおり700Whになっています。

Wh(ワットアワー)とは?

簡単に説明すると1時間あたり700wまで使える容量という事です。

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例えば、70wの電球なら10時間使える訳で、大容量と言いながら案外少ないような感じもします。

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しかし実際はスマホ約70回充電できたり、車載冷蔵庫48時間利用できるならキャンプや防災用には十分過ぎます。

Jackery ポータブル電源 700でお湯を沸かしてみよう!

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実際に色々と実験できれば良いのですが、今回は届いた状態で37%くらいの充電量があったので、まずはお湯を沸かしてみたいと思います。

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試しに使用したのはアイリスオーヤマの卓上IHで最大出力は1,400wで、最大出力では使用できませんが、ONした際には火力3は500w前後なので使用できます。

 

何故、最大火力の1,400wを使用できないかというと、Jackeryポータブル電源700の定格出力が500wで、瞬間最大出力が1,000wになっているので、基本は500w前後の電力しか安定的に使えないからです。

 

そのため、火力4にしたら、出力不足で消えてしまいますので注意が必要です。

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ちなみに、沸かした湯量は500㎖なので、まあ袋麺一袋を茹でる事が出来る量で水道でそのまま水を入れ蓋を開けて沸かしてみます。

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沸かすのに約20分、しかもバッテリー残量は5%で容量30%以上の消費する事になり、少し出力不足と容量不足が気になりました。

 

気を取り直して、後日実験がてらに『しゃぶしゃぶ』を食べてみたいと思います。

Jackery ポータブル電源 700 でしゃぶしゃぶを食べてみた!

どうせ食べるならと絶景で食べたいと思い、地元の見晴しの良いところで『しゃぶしゃぶ』を食べてみたいと思います。

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ちなみに、この時にはノートパソコンや扇風機も使ってみました。

 

今回はバッテリー充電量100%の状態で1,500㎖のお湯を沸かしますが、ペットボトルに入れて持参したため常温で、より効率よくするために蓋を利用してみます。

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すると、蓋利用や常温水を影響からか1,500㎖のお湯が30分で沸騰し、バッテリー残量は67%も残っています。

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そして、牛肉と豚肉の『しゃぶしゃぶ』肉500ℊと野菜をシッカリしゃぶしゃぶして、美味しくいただきましたがバッテリー切れの問題はなさそうです。

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最終的にバッテリー残量は37%も残り、500w前後を60~70分ほど続けて利用したので大まかには計算通りでした。

 

実際のところ満タン700Whの場合で残量が250Whだと残量35.7%になるので、約550w消費した計算です。

Jackery ポータブル電源 700の実験結果

今回のポータブル電源の容量計算の確認をする実験は、自分が考えていた通りでした。
 

また、消費電力55wの電気毛布は取り扱い説明書に約9.5時間と記載があり、電気毛布の強弱の消費電力は以下の通りです。

  • 強(52度くらい)31Wh
  • 中(36度くらい)18Wh
  • 弱(20度くらい)3Wh

寝袋の中で使う事を想定すれば、中温度の36℃くらいでも十分で、この場合だと3枚の電気毛布を使っても13時間使える計算になります。

電気毛布 
by カエレバ

 

by カエレバ

 

by カエレバ

また、キャンプ時に使う電気毛布は寝袋の下に敷くので、1400㎜×800㎜ほどの小さいサイズで十分なので消費電力も少ない傾向になります。

 

ただ、Jackery ポータブル電源 700は差し込み口は2つしかないので工夫は必要ですが、うまくいけば4枚の電気毛布を使う事も出来るかもしれませんね。

Jackery ポータブル電源 700で格安冬キャンプを楽しもう!

今回は、敢えてお湯を沸かすなどの実験をしましたが、本来ならカセットコンロやガスバーナーを使う事の方が火力もあり沸かす時間を短縮できます。

 

ただ、中には火気厳禁のキャンプ場もあるので、そういう場所では卓上IHも有りかもしれません。

 

そして、電気がないところでの使用がメインなので、防災やキャンプ時、車中泊といった場面でも電化製品が使えるのは大きな安心に繋がります。

Jackery ポータブル電源1000

by カエレバ

Jackery ポータブル電源 400

by カエレバ

Jackery ポータブル電源 240 

by カエレバ

容量も700以外に3種類あり使用環境などで容量を決めるべきで、Jackery ポータブル電源 700はファミリーキャンプ向けや、防災向けにはちょうど良いサイズです。

 

最後に、寒くなる冬キャンプをするなら一家に一台はポータブル電源を用意してみてはいかがですか。