朝晩が冷え込む季節になってきましたが、冬のキャンプで重要になってくるのはキャンプギアだけの準備だけではありません。
冬キャンプに向かうには車の冬支度も必要で、雪国に住んでいる筆者として大事なマイカーの冬キャンプ準備を今回はご紹介します。
車での冬キャンプは注意点が多い!?
冬キャンプとしてクリスマスキャンプや、年末年始の年越しキャンプなどの楽しいイベントを控えておられる方も多いと思いますが、冬場のキャンプは車の冬支度をシッカリする必要があります。
もちろん、冬キャンプに向けてギアの準備をされる方は多いですが、冬キャンプ前にしておかないといけないのはキャンプ道具ではなく、まずは車の冬の仕様への準備をしましょう。
⇩冬キャンプにオススメなキャンプイベントの記事です⇩
例えば、急な大雪の場合も避難可能な車は暖房を付けて暖をとれるので、まずは車を万全な冬装備にする必要があります。
出掛ける前に必ず確認する5つの準備!
雪国住まいの方なら一般常識ですが、雪の降らない地域にお住まいの方は馴染みが無いので、雪国育ちの私から冬場に必要な5つ道具を紹介します。
スタッドレスタイヤ(チェーン)を履こう!
最低気温が0℃近くになる状況によっては路面が凍結して大事故に発展するケースもありますので、スタッドレスタイヤが必須です。
雪国にお住まいの方なら初雪前にはタイヤ交換をされますが、非降雪地域の方だとスタッドレスタイヤを持っていない方も多く冬キャンプをするなら必ず用意をしましょう。
また、スタッドレスタイヤまでは不要と思われるなら、あくまでも緊急時に使用できるタイヤチェーンもおススメです。
非金属タイヤチェーン
LIGENGYANG
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バッテリーをチェックしよう!
氷点下に冷え込む明け方は、自宅よりキャンプ場の方が冷え込みが厳しくバッテリー上がりが良く起こります。
バッテリーが上がるとエンジンも動かずロードサービスが到着するまで、最悪立ち往生する事になってしまいます。
冬キャンプを始める前にはバッテリーの電圧チェックは必ずしておくのが重要で、電圧チェックなどはガソリンスタンドでもしてくれ給油時にスタッフにお願いすると簡単にみてもらえます。
⇩キャンプ場でバッテリーがあがった記事です⇩
バッテリーのメンテナンスはバッテリー液の補充くらいで、バッテリー液の残量は側面にある窓から確認する事ができます。
WILLSON「バッテリー超補強液」
ヤマキシヤフー店
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ブースターケーブルを積んでおこう!
車のバッテリー上がりにあって助かるのは、ブースターケーブルです。
ブースターケーブルを持っていれば、いざというときに他の車と繋げる事でエンジンを始動させることは可能なので、冬キャンプに行くときは必須といえます。
また、ブースターケーブルは必須で、逆に立ち往生している車を助けてあげる事もできますよ。
ブースターケーブル 5m
KYPLAZA Yahoo!ショッピング店
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スコップを車に積もう!
キャンプ場での急な降雪時にないと困るのは、除雪道具のスコップです。
スタッドレスタイヤを装着していても、車が雪に埋もれているとタイヤが空転して動かなくなる事も多く、小型な物でもいいですから1本スコップを車に積んでいるだけで、窮地から脱する事ができます。
そして、折り畳み式の多機能スコップなら、スコップ以外にもキャンプ時に活躍するツールもセットされているのでおススメですよ。
多機能スコップ
Winter Fall
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スノーブラシを積んでおこう!
車に積もった雪を下す用の専用ワイパーは、車体に傷を付けないようにスポンジ生地やゴム製の物が一般的です。
降雪地域住まいの方なら、必ず冬の間は車内に常備されているので問題はないと思いますが、基本的に雪の降らない地域の方は持っていない方も多いので注意が必要です。
またフロントガラスだけ雪を下せばいいのでは?と思われるかもしれませんが車体の屋根までキチンと除雪していないと、ブレーキを踏んだ際に屋根の雪が雪崩のようにフロントガラスに流れ込んできて、運転中に前方が見えなくて危険です。
伸縮スノーブラシ
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冬キャンプは雪を意識しよう!
今回は冬キャンプだけではなく、冬場の旅行や行楽でも一緒の事態に陥る事もあると思うので、事前準備をされて冬場の運転をしましょう。
ちなみに、雪国育ちの方々からすれば当然と思われる方も多いかと思いますが、雪が降らない地域にお住まいの方は雪対策を万全にして冬キャンプにのぞみましょう。