11月に入り寒い日が増えてきてキャンプに行きたいなと思っていたら、丁度良いタイミングで、嫁さんの有給消化があり自分の連休と休みを合わせてくれました。
そこで、以前から紅葉の時期に行きたいと思っていた、世界遺産の合掌造り集落そばにある相倉キャンプ場に行ってきます。
合掌造りの世界遺産でキャンプがしたい!
キャンプの日の翌日は、たまたま長女(小6)も研究会で休校で、珍しく『私もキャンプに行きたい!』というので、初日を休ませて夫婦+長女+三男の4人でのファミリーキャンプです
もちろん、長男、次男は学校があるので同行はしませんが、食事は長男と次男が、共同して作ると言っていたので大丈夫でしょう。
相倉合掌造り集落へ行こう!
向かった先は11月上旬という事で紅葉が奇麗に見れて、懐かしい日本の風景が感じられる世界遺産の五箇山相倉集落ですが、少々紅葉には早いですね。
五箇山国民休養地キャンプ場でチェックインをしよう!
五箇山の相倉集落から歩いていける距離に五箇山国民休養地キャンプ場【相倉野営場】があるので、今回はそこでキャンプをする計画です。
また、事前予約が出来ないキャンプ場なので、早めに到着するのがおススメです。
⇩五箇山国民休養地キャンプ場の基本情報です⇩
熊の出没でキャンプ場が閉鎖に!
相倉集落のキャンプ場管理棟に到着し、キャンプの受付をしようとすると『実は…最近熊の出没が相次ぎ、キャンプ場は今シーズン閉鎖しました。』との衝撃の事実を伝えられます。
ネットにも載せてた言うのですが、その場でホームページを確認しても記載がありません。
しかも、富山県の山間部キャンプ場は軒並み10月下旬で閉鎖になるところが多く、他のキャンプ場を勧められましたが、そこも10月下旬までで閉鎖されており途方にくれましたが勧められたのは利賀国際キャンプ場です。
確か、利賀国際キャンプ場も10月下旬までだったような気がしましたが、連絡すると一応宿泊OKとの事だったので、ホッと胸を撫で下ろしましたよ。
相倉集落で合掌造りを観光しよう!
とりあえず、今晩のキャンプ地が決まったところで、この相倉集落で駐車料金を払い紅葉の奇麗な五箇山を散策しながら最初に向かったのは、この相倉集落の全体がみれる山の展望台です。
山々に囲まれた合掌集落が箱庭のように感じれ、そんな風景をみていると、三男が『T、ティー、ティー、ティーティーティーティー…』と踊り始めたので、合掌造りとセットで写真を撮っちゃいました。
なんか登ったらダメそうなところに乗っちゃっていますので、相倉集落の方すいません。
相倉集落でお土産を物色!
山の展望台から降りると、散策もしていないのに皆がお土産売り場へ直行です。
何故だか三男は、手作りけん玉が欲しいと言いましたが嫁さんに却下されてました。
どうせ、物珍しいだけで、しばらくしたら使わなくなりますからね。
相倉集落で散策をしよう!
お土産屋を出て散策を続けますが、流石は世界遺産で外国人観光客もチラホラみえますね。
久し振りに合掌造り集落に来ましたが、のどかなところで癒されますね。
また、この相倉集落には数軒民宿もあり、より合掌造りに宿泊をする事で日本の古き良き貴重な体験ができそうです。
利賀国際キャンプ場へ行こう!
久々の合掌集落を散策し、本日のキャンプ地の利賀国際キャンプ場に向かいますが、相倉集落からは車で20分程です。
管理棟で受付を済ませた際、管理人さんに話を聞くと、2年前にキャンプそばの道路が崖崩れにあってしばらくキャンプ場自体を閉鎖していたそうです。
しかし、今年の夏からリニューアルオープンしたという事もあって、今年は雪が降るまでは続けたいと言っておられました。
⇩利賀国際キャンプ場の情報です⇩
貸し切りキャンプを楽しもう!
本来なら11月にキャンプ場は閉鎖なので、今回のキャンプ場は我が家だけの貸し切り状態で、川沿いの良いポイントで設営を開始し、自分が設営をしている間に子供達には薪拾い行かせます。
毎回、薪は持参していますがあくまでも保険で、我が家は薪は基本自給自足スタイルです。
設営も終わり、薪もある程度集まったのでそろそろ焚き火スタートです。
キャンプ場での遊び道具は?
自分が焚き火を楽しんでいる間、長女はブレイブボードで、三男はラジコンで遊んでいます。
家の近所の道路では遊ぶのが危ないので、こういう時にはブレイブボードやラジコンはもってこいの遊び道具ですね。
晩秋は早めの夕食をとろう!
時間も17時頃になったので夕食の用意を始めますが、標高670mの山間部は、すでに気温は10℃を下回っており焚き火が無いと寒いです。
17時半には真っ暗で、夕飯は煮込みうどんですが、寒い時期のキャンプは汁物が旨く体が温まりますね。
ガスランタンを使おう!
また、今回のキャンプで初投入したのがユニフレームのガスランタンUL-Xですが、点けてみると今までのLEDランタンより、やっぱり明るいですね。
LEDランタンと比べスペック的には10倍の明るさのはずだけど、実際は3~4倍くらいの明るさですね。
ただ、それでも十分な明るさで、何といっても良いのはLEDランタンにはないマントルの輝きに癒されます。
ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-X
sotosotodays
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⇩ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-Xのレビュー記事です⇩
天竺温泉の郷で温泉に入ろう!
そして、早めに夕食を食べた後に向かうのは車で5分の天竺温泉です。
南砺市の旧利賀村は山あいの小さな集落ですが、演劇の世界では国際的に有名な場所なので温泉施設の規模は海外からのゲストも利用できるように、大規模で価格もリーズナブルです。
長湯でポカポカ状態になったので温泉後は、休憩スペースでアイスタイムですね。
焚き火で家族団欒!
温泉後はキャンプ場に戻り、家族で焚き火を囲み焚き火&お菓子タイムです。
そして、子供達が寝た後は熱燗タイムで体を温めてから就寝し、本日のキャンプは終了です。
利賀国際キャンプ場(二日目)
昨晩、深夜トイレに起きたら満天の星空が奇麗でしたが、その分冷え込みが厳しく早朝には目が覚めます。
初めての氷点下キャンプ!
テントから出るとあたり一面が凍っています。
深夜あれだけ寒かったから、熱燗をつけたお湯もカンカンに凍っていますね。
満天の星空が見えたように放射冷却の影響なのか、あまりにも寒くて辺りは今年一番の冷え込みで、初霜がおりてテントも車も、建物の屋根も霜で真っ白です。
焚き火で暖をとろう!
あまりの寒さに焚き火を始めたいですが、薪が湿っていて火が付きにくいのでガスバーナーで火を点けようにも、氷点下の冷え込みでガス缶が作動せず懐にカセットボンベを入れて温めて使います。
その後は 、普通に朝食を作り撤収をして帰り支度です。
氷点下でエンジントラブルが発生!
荷物を積んで、さあ帰ろうかと思って車のエンジンをかけると、エンジンがかかりません。
どうやら、昨晩の急な冷え込みのせいでバッテリーが上がった様子で、最悪と思いましたが…管理人さんがブースターケーブル持ってて助かりました。
いつもはブースターケーブルを車に載せているのですが、キャンプ際は荷物になるので置いていっていたのが裏目に出たので、今後は常時載せておきますよ。
色々なハプニングがあったキャンプですが改めて冬キャンプは、いつも以上に気をつけようと思って今回のキャンプは終了です。
キャンプ費用【利賀国際キャンプ場】
2019.11.5~11.6
- キャンプ場利用料:オートキャンプ(1グループ5名まで)4,320円
- 天竺温泉の郷:大人500円×2+小人250円+小学生以下無料=1,250円
- 食材費:2,000円
総合計:7,570円
家族4人で地元世界遺産を観光し、1泊2日で温泉にも入ってこの金額なら安いですね!