社内のグループキャンプで、昨晩は遅くまで牡蠣三昧で盛り上がった園家山キャンプ場でしたが、本日は朝早くから撤収し次目的地に…
園家山キャンプ場の位置は黒部川の河口付近で、この後は上流の黒部峡谷にある祖母谷温泉キャンプ場に向かいます!
黒部峡谷トロッコ列車に乗ろう!
今回の社内グループキャンプは、各自ソロキャンプだったので園家山キャンプ場を9時前に出て、まずは道の駅うなづきで合流します。
⇩今回のグループキャンプの前編記事です⇩
道の駅 うなづき
何故かというと、宇奈月で車を停めるには無料駐車場が少なく、駐車料金も高くつくので経費削減です。
宇奈月駅からトロッコ電車に乗ろう!
そして、地元という事もあって事前に良く調べておらず、富山地方鉄道の宇奈月温泉駅からトロッコ電車に乗れると勘違いしており、ちょっと遠い立体駐車場に車を停めてしまった一行です。
正直、自分もトロッコ電車の乗ったのは小学生の頃で、今から30年以上も前の事なので、全然覚えていませんでした。
そして、宇奈月駅に着いたら想像以上の人だかりです。
実は、今年はコロナ対策やアルペンルート開通などもあって、富山県民なら本来終点欅平駅の往復3,960円のところ、2,980円になっておりお土産クーポンが2,000円貰えるので実質980円の格安プライスになっています。
黒部峡谷トロッコ電車の旅!
あまりの人で時間もかかり、予定していたトロッコの乗れないかと思いましたが、何とかギリギリセーフで9時42分の電車に乗れましたよ。
途中、湖上に浮かぶお城をイメージした新柳河原発電所はヨーロッパのお城みたいですね。
そして、トロッコは富山県出身の女優の室井滋の富山弁アナウンスを聞きながら、ドンドン進みますが、10月下旬は紅葉には少し早いかもしれませんね。
また、沿線上には冬期歩道があり、冬場の運休期間中に関西電力関係者がダムや発電所との間を徒歩で移動するためのトンネル通路まであるのは初めて知りましたが、欅平までの20.1Kmを6時間かけて歩くとは過酷ですね。
そして、宇奈月駅を出て約1時間20分で終点の欅平駅に到着ですが、紅葉シーズンのトロッコは窓もなく寒いので防寒対策が必須です。
終点欅平駅へ到着!
黒部峡谷トロッコ電車の終着駅である、欅平周辺は観光スポットも多く、またここから黒部ダムまでは徒歩2日の道のりで、そして長野県白馬方面にもアタックできます。
到着したのは11時頃で、ここから祖母谷温泉キャンプ場まで向かいますが、最初に出てくるのは黒部川の本流にかかる朱色の奥鐘橋で、高さ34mからの眺めはまさに絶景です。
また、この先は落石の危険性もあるので、ヘルメットも置いてありますよ。
そして、岸壁が大きく口を開き、人を飲み込むように見える迫力満点の人喰岩を超えると、名剣温泉が見えてきます。
名剣温泉は欅平駅から歩いて15分ほどで、岩の露天風呂が自慢で日帰り入浴も出来るので、ここまで来て温泉に入って帰る観光客も多いみたいです。
しかし、今回は名剣温泉の先にある祖母谷温泉まで行きますが、時間はここから30分ほで比較的道も歩きやすいので登山テント泊初心者でも難易度は低めです。
祖母谷温泉キャンプ場到着!
祖母谷温泉キャンプ場までは、欅平駅から徒歩で40~50分の登坂で少々疲れましたが、この橋を祖母谷温泉です。
設営(ネイチャーハイク クラウドアップ2ウィング)
そして、到着後受付を済ませますが、今回ここに泊まるのは自分ともう一人で、他の2名は観光をして帰る予定だったのですが、他の2人もキャンプ場でお昼を一緒に食べる事を許してくれてラッキーです。
そして、泊まらない2人に昼食の準備を任せ、泊まるメンバーは設営を始めますが、やはり山岳テントは設営が簡単で楽で助かりますね。
ネイチャーハイク クラウドアップウィング 2 テント
Naturehike JAPAN Yahoo!店
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昼食はカップ麺とおにぎり、そして同僚が昨晩沢山焼いてくれた焼き芋は冷めても美味しかったです。
祖母谷温泉源泉
そして、祖母谷温泉から上流へ足をのばすとあるのが祖母谷地獄です。
ここは、祖母谷の河原から高温の源泉が湧き出しており辺り一面硫黄臭がひどいです。
実際、湧き出ている源泉温度は90℃以上なのでそのまま温泉に入る事はできませんが…
川の底からも源泉が湧き出ているので、川の水と混ぜれば丁度良いプライベート温泉が作る事ができ、結局オッサン数人で河原で全裸になっちゃいました。
ただ、お湯の温度調整が難しいので入る際には注意が必要ですが、無料なので童心に戻って川遊びをしちゃいましたけどね。
15時の休憩!
祖母谷地獄で温泉を楽しんだ後は2名はそのまま帰路に着き、自分を含め2名は設営途中だったので、再度寝床の準備です。
また、祖母谷温泉のキャンプ場の最大の利点はテントサイトの真横に露天風呂があるので、キャンプ中いつでも温泉に入れるところです。
テントサイト横には川も流れ紅葉した木々も眺められ秘境感満載のキャンプ場ですよ。
その後、残った二人で15時のおやつです。
キャンプ中の最大の贅沢はお昼寝!
今朝は撤収や移動もあり早かったので、おやつを食べたら急に睡魔が襲ってきて贅沢にもお昼寝タイムです。
目が覚めたのは17時頃で辺りは薄暗く、連れは先に温泉に入ったらしくノンビリしているのを横目に、自分は夕飯の準備を始めます。
夕食準備と露天風呂1
こういう時に助かるのは、メスティン用の炊飯セットで島根の米農家さんが作っている商品で無洗米と乾燥具材や調味料がセットになっており簡単に作れて美味しいですよ。
そして、米を水に浸している間に自分も、隣の露天風呂の温泉でひとっ風呂浴びてきますが、冷え込んできたこともあり最高に気持ちが良いですよ~♬
まいたけ御飯を作ろう!
温泉後は、準備をしていたメスティン飯を固形燃料で炊き上げている間に、自家製梅酒で一杯やりますが、風呂上がりのアルコールは最高です!
飲んでいる間に、舞茸の炊込み御飯が炊上がりネギを散らせば完成です。
⇩まいたけ御飯のレシピです⇩
談笑と露天風呂2
食後は同僚とアルコールで乾杯し、ツマミを食べながら1時間弱談笑しながら片付け、再度露天風呂です。
本日、2度目ですが、そばに温泉があると好きな時間にいつでも入浴でき最高ですね。
満天の星空を堪能しての温泉で体も心もポカポカになりますよ。
温まった後は、イスカのフカフカのエアプラス630に潜り込み本日のキャンプは終了です。
イスカ エアプラス 630
楽山荘
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祖母谷温泉キャンプ場(三日目)
本日は最終日で撤収もあるので5時半頃には起床し、朝ご飯の準備です。
昨晩の残り半分の炊飯セットを使って、100均甘栗を使って栗御飯を作る準備です。
栗御飯を作ろう!
流石に明け方の気温は3~4℃で寒いので、今回3回目の温泉で暖まりながら眠気を覚ませます。
温泉後は、コーヒーを沸かして飲みながらメスティンを火にかけ、少しずつ撤収を開始していきます。
ようやく辺りが明るくなってきましたが、テントは夜露と結露でビショビショなので、昼食前にテントを干しますよ。
そして、6時半頃にはテントを干しながら、完成した栗御飯と2日前に園家山キャンプ場で作った厚切りベーコンを焼いて朝食です。
⇩お手軽栗御飯のレシピです⇩
祖母谷温泉キャンプ場での撤収!
本格的に撤収を始めた7時半頃には、祖母谷温泉のスタッフさんがお湯を抜いて奇麗に清掃していますが、念入りに毎日清掃しているのが利用者も気持ちよく入浴出来て有難いですね。
そして、9時頃までには撤収を済ませ、露天風呂3回、河原の自家製露天風呂1回の計4回の祖母谷温泉キャンプ場での温泉三昧終了がちょっと淋しいですね。
いざ!欅平駅へ!
荷物をまとめ祖母谷温泉キャンプ場を後にし、楽しかった今回の二泊三日キャンプは終了ですが、祖母谷温泉はもう一度来たいくらいに最高でした。
祖母谷温泉から40分ほど歩き奥鐘橋を渡れば、トロッコ電車の欅平駅に到着です。
最後に、宇奈月駅で2,000円分のお土産クーポンで沢山お土産を買って帰路に着きますが…
水橋食堂 漁夫
家に帰る前に寄ったのは、先日富山市水橋漁港にできた水橋食堂漁夫です。
13時半頃に着いたのですが、この時間でも外まで人が並んでいます。
並ぶこと約30分でようやく入店できて頼んだのは水橋海鮮パフェです!
中身はいくらと鯛と甘えびに、錦糸卵と飛子と酢飯の三重奏で、まさに…
海の宝石箱ですね!
そして、味は一般的な海鮮丼ではありますが、サイズ的に小さく大人では少々物足りなさが残りますし、金額がこれで1,900円はかなり高いように感じますね。
最近は、漁港周辺にこういった食堂が出来て嬉しいのですが、出来れば安価な値段だと有難いですね。
今回の格安キャンプ費用【園家山~祖母谷温泉キャンプ場】
2021.10.26~10.28
- キャンプ場料金
園家山キャンプ場:無料(ゴミ袋60円)
祖母谷温泉キャンプ場:1,500円(利用料+入浴料)
- 入浴費用:らくちーの:630円
- 食費:2,000円
- 黒部峡谷トロッコ電車:2,980円
総合計:7,170円
他には最後の海鮮丼で1,900円ほどかかりましたが、2泊3日で最高のロケーションの元この価格なら安いですね。
今回は、黒部川の海から山までを紅葉の綺麗な時期に楽しめて最高でしたよ!