2019年の子供達の夏休みも終わり、昔なら我が家もキャンプもオフシーズンに入る9月の中旬です。
ただ、9月の平日のキャンプ場は人が少ないので、行ってみたかった天空の超絶景キャンプ場を名高い陣馬形山キャンプスペースに向かいます。
無料で天空の超絶景を堪能!
今回目指すのは、2019年当時無料で天空の超絶景を堪能できる長野県の陣馬形山キャンプスペースです。
※また『ゆるキャン△』で紹介されて以降、より利用者が増えて2020年4月より、完全予約制の有料キャンプ場になりました。
今回の目的は、その陣馬形山キャンプスペースの超絶景を見にいく事を目標に、標高が1445mもあり寒くならない9月の平日に向かいます。
家事分担制でキャンプ自由度が高い!
9月キャンプという事もあり学校があるので、今回のメンバーは、私と嫁さん、年中の三男の3人です。
また、自分と嫁さんの休みが重なり、また連休初日は嫁さんが午前で帰ってくるシフトだったので、出発当日の午前中は嫁さんが仕事で三男は保育園です。
そして残していく当時、高3、中2、小6の3人の子供の為に、外出時の我が家定番カレーと、キャンプ飯用の仕込みを済ませます。
ちなみに我が家では、炊事洗濯は子供も含めて家族全員で交代制で行っているので、いざ親が不在でも何ら支障ないので助かりますね。
⇩家族内での家事当番表の記事です⇩
キャンプに出発しよう!
キャンプ準備&車への積載を済ませ、三男を保育園に迎えに行った後に嫁さんを迎えにいき、出発したのが13時半頃です。
目的地の陣馬形山キャンプスペースまでは約200㎞もありますが、高速だと遠回りなので、一般道で神岡~安房峠~野麦峠を超えて上伊那地方に向かいます。
しかし、その途中に雨が降ってきますが事前に天気予報で知っていましたし、この雨が今回のキャンプで重要なんです。
陣馬形山キャンプ場へ行こう!
そして狭い山道を登り、陣馬形山キャンプスペースに到着したのが17時半です。
深夜や早朝だと車も少ないし信号も点滅の為運転は楽なんですが、日中の一般道で200kmは疲れますね。
また、山道を登ってるときから心配だったのですが、濃霧が酷く完全に視界が奪われ風も強くコンディションは最悪でしたが、流石は有名キャンプ場で、テントが20張りほどあってビックリです。
皆さん、この環境下で凄いですね。
初めての悪天候下での設営!
地元富山県のキャンプ場なら誰もいないレベルの悪天候ですが、のんびり休憩する時間もなく日没までの30分程で急いで設営を済ませます。
しかし途中で、嫁さんが『霧で何も見えないし、風が強くて寒いし、お風呂に入りたい!』と文句が爆発!
仕方がないのでさっさと設営を済ませ、夕飯を食べずに、キャンプ場から車で20分程度にある入浴施設でお風呂へ向かいます。
望岳荘で温泉に入ろう!
ここのお風呂は温泉じゃなく人口温泉でお湯の温度は低めで、いつもは熱い!熱い!と言ってお風呂に浸からない三男も珍しくしっかり浸かってくれました。
しかも、価格もかなりリーズナブルですのでおススメですよ。
キャンプ飯(夕食)
入浴後は望岳荘で、ビールとワインを買ってキャンプ場に戻ったのが20時頃で、そこから遅めの夕飯準備に取り掛かります。
メニューは、ご飯と味噌汁、サンマの塩焼きと、アヒージョです。
今までBBQなどを何回もしてきている我が家ですが、炭でサンマを焼くのは初めてだったんですが、食べてみてビックリするくらい美味しかった。
そして、21時前にはお腹いっぱいになり寒さの影響からか、テントで毛布に包まりイモムシ状態で三男は就寝です。
大人の晩酌タイム!
そして、ようやくのんびりできると思い嫁さんとビールを飲み始めますが、気温16℃で低く、風速3~4mもあり体感温度が3~4℃低く、焚火は強風過ぎて大きな炎で暖を取る事ができず寒すぎます。
という訳で、22時前には眠る事にしますが、眠る前に体が冷えてトイレに行ったときに、ようやく霧が晴れて上伊那の夜景が一望して本日のキャンプは終了です。
陣馬形山キャンプ場(二日目)
夜中も間も風が強く風の音も、うるさくよく眠れずに朝起きて、温度計をみると9月の中旬なのに12℃で寒い!
でも、テントから出ると前日の雨と霧と気温の低下で、キャンプ場の下に雲海が広がっています。
そして、また霧が出てきたので朝6時頃ですが早めに朝食を食べ、7時頃には霧も晴れてきたので嫁さんと頂上の展望台へ向かいますが、まだ霧が濃いですね。
キャンプ飯(朝食)
朝食は寒いだろうと思い、カップ麺と昨日多めに炊いたご飯を麺を食べた後に投入するという、超手抜きですが寒いからか激ウマです。
そして三男も朝食一緒に食べましたが、寒くてイモムシ状態で二度寝です。
この陣馬形山キャンプ場は、サイト自体が1~4段に分けられおり、我が家は駐車場と同じ高さの2段目で、景色の良い4段目から頂上の展望台までは徒歩2~3分です。
景色の良い4段目にしたかったのですが、3段目と4段目のポジションは先客でいっぱいでしたので、もし行くなら平均的な撤収時間の10時前後がおススメですね。
天空のキャンプ場の由縁!
標高1445mの展望台からは伊那地方が一望できて、さすがは天空のキャンプ場です。
そして、朝食も済んでいるため、撤収準備を進めていると8時頃に朝食後に二度寝した三男が起きてきたので、改めて一緒に展望台に向かいます。
すると、さっきまでいなかったのに頂上に猫ちゃん発見です。
標高1445mで餌も無いのに、どこから来たんだろうと思いましたが、この猫は人に慣れている感じから、キャンパーから餌をもらって、ここを住処にしているんでしょうかね?
※後日、この猫ちゃんが無事に保護された事をTwitterで知りました。
最後に、本当に素晴らしい無料キャンプ場でした!
ただし、このキャンプ場は、キャンプの漫画&アニメ「ゆるキャン△」に出てくる舞台で聖地化しており、その影響で今もキャンパーも増えているので、最近では残念ですが、有料キャンプ場なってしましました。
「ゆるキャン△」聖地巡りを楽しもう!
折角なので、本日のこの後の日程は「ゆるキャン△」聖地巡りでもしてみましょう。
光前寺は犬を祭ってあるお寺!
とりあえず、陣馬形山キャンプスペースでは9時半頃には撤収を済ませ、まずに向かったのはワンコ寺で有名な光前寺です。
門をくぐると、趣のある長い参道が続きます。
ちなみに、自分は「ゆるキャン△」観るまで、このお寺の存在を知らなかったのですが、規模といい参道と趣があって良いですね。
そして、こちらが本堂ですね。
また、ワンコ寺の由縁は霊犬早太郎の墓があるからなんですよ。
霊犬早太郎とは?
そもそも、霊犬早太郎は、どんな犬なの?と思われる方も多いと思うので、簡単に説明します。


今から700年前に、光前寺で早太郎というたいへん強い山犬が飼われており、その早太郎が静岡県磐田市の化け猿退治に向かったという伝説の霊犬なんです。
光前寺で早太郎みくじを引こう!
この光前寺で是非引いていただきたいのが、「ゆるキャン△」にも出てくる早太郎みくじです。
確かにワンちゃん御籤なので可愛いですね。
しかも、大吉が出て、その後は、門前あるお土産屋さんで栗ソフトをいただきます。
明治亭駒ケ根本店でソースカツ丼を食べよう!
少し早いですが時間は11時頃で昼食の時間になり、ここで駒ケ根名物のソースかつ丼の明治亭駒ケ根本店向かいます。
明治亭のソースかつ丼は種類もあり、かなりのボリュームで有名です。


ちなみに我が家は、ロースソースかつ丼とヒレソースかつ丼を注文します。
そして、運ばれてきたのが超特大サイズのソースカツ丼でボリューム満点ですね!
ロースソースかつ丼!
並盛なのにメガ盛り過ぎますね。
ヒレソースかつ丼!
正直、嫁さんは子供と一緒に分けながらでも多かったと言っていたので、女性はご飯少なめがおススメですよ。
ちなみに肝心のお味は、甘めのソースに絡んだカツが最高で、シャキシャキ感のあるキャベツと交互に食べる事で、メガ盛りですが案外ペロリと平らげました。
⇩後日、再度家族で明治亭にきた記事です⇩
無人販売所で野菜を購入しよう!
お腹もいっぱいになり帰り道に、野麦峠付近の無人野菜直売所に寄ります。
白菜なんて小振りだからか、50円ってビックリ価格ですよね!
その他には枝豆×2袋やミニトマトも買って合計350円って安すぎでしょ!!
そして、夕方16時頃には自宅富山について今回のキャンプは終了です。
キャンプ費用【陣馬形山キャンプ場】
2019.9.18~9.19
- キャンプサイト料:無料
- 望岳荘:大人400円×2+小人200円=1,000円
- 食材費:1,000円
総合計:2,000円
その他にプラスで、有料道路&アルコール&外食&お土産代合わせて5,000円ほどかかりましたけど、やっぱり!無料キャンプ場はコスパ最強ですね!