先日の1月下旬に念願のソロテントでの完全初ソロキャンプをしてきた訳ですが、当然ながらいくつかの問題点もありましたので、今後ソロキャンプデビューをされる場合は注意が必要です。
まず、最初に今回は冬のソロキャンプという事で限定的ではありますが、持ち物についての心得を話しておきたいと思います。
ソロキャンプの心得
荷物は必要最低限で
実は、今回の初ソロキャンプでの失敗した事は荷物が多かった事があげられます。
上記の画像以外に、コット(ベット)や衣類関係バック、焚火台、薪、灯油ストーブ、クーラーボックス、チェアといった沢山のキャンプ用品を持って行った事です。
分かりやすく言えば、完全装備に近いレベルで初ソロキャンプを敢行した事です。
勿論、装備不十分より完全装備でも全然問題ではないのかもしれないですが、その荷物を駐車場から200~300m運ぶとなると、かなりの重労働になります。
また、キャンプ場にはリアカーがある事も知っていたので問題ないだろうと安易に考えていたのですが・・・
当日は雨が降ったり、止んだりといった具合で、リアカー自体が雨でビショビショ状態だった事もあり、撤収時にはリアカーを使えずに何往復もする事になり、大幅に時間がかかる結果になってしまいました。
※設営時は晴れていて、リアカー1回で全ての荷物は運べたのですが・・・
( ノД`)シクシク…
そう考えると、バックパックひとつを担いで、ソロキャンプをされる方の軽装備って改めて凄いし、合理的だなと思ってしまいました。
特に不要だったもの
上記で説明した通り、完全装備で敢行したわけですが、当日は富山県でも珍しく1月の最高気温が15℃といった暖かい日だったという環境と、使用人数をキチンと考慮する必要があったと思います。
⇩初のソロキャンプ記事です⇩
そんな中で、特に不要だったものは・・・
灯油ストーブ
最高気温が15℃で、最低気温は6℃といった比較的暖かい日ではあったのですが、寒かったら嫌だなと思って、大きい灯油ストーブを持って行ったのがダメでしたね。
確かにストーブがあると暖かいし、上で調理も出来て便利なんですが、正直焚き火🔥で暖も取れますし、灯油ストーブほどではなく、小型のカセットガスストーブを持っていけば良かったと後ほど後悔しましたね。
特に、寝る前に雨が強くなりキャノピー(庇)を閉じる事になり、テント内が灯油ストーブが大きくて邪魔でしたし、雨の中車まで運ぶのが大変でした。
しかも、帰りは面倒だからといって、灯油缶を抜かずそのまま運んで、車内に灯油を漏らす事になり、しばらく臭いが取れない状況になってしまいました・・・
薪
これも、ストーブと同じように考え、少し多めにと思って薪3束も持って行ったのが失敗でした。
結局雨が降っていたので、狭いソロテント内をより圧迫する事になりましたし、1束だけおいて、残りを車においておけば良かったですし、結局はソロキャンプで雨も降っていたため少しずつ薪をくべたので、1束も使わなかったですね。
クッカー類
今回の調理は、冷凍炒飯をシエラカップで作ったくらいで、米も炊く必要が無かったので、正直言ってクッカーや食器類を持っていく必要がなかったですね。
しかも、オートバックスで入手したペール缶自体がオシャレで、スタッキングも出来るもんですから、そのまま持っていき使わず荷物に繋がる事になってしまいました。
⇩クッカー類のスタッキング記事です⇩
そもそも、シエラカップとマグカップとナイフがあれば、ソロキャンプの食事は十分な訳ですし、更に今回不要だったのは結果論ではありますが、ロゴスのダッチオーブンでした。
勿論、当初はアヒージョを作ろうと思い食材も買ってきていたのですが、結局一人では食べきれない量の食材を買ってしまい、アヒージョ自体を作らなかったので、ただ単に重たいダッチオーブンを持ってくる羽目になりました。
まとめ
ですから、今回のようなオートキャンプではない場合は、天候も考え必要な物と必要な量を考えないと、無駄な労力が発生して、折角のキャンプが疲れるだけのキャンプになってしまいますので、今後はそういった事も考慮に入れて装備を考える必要があります。
バンドック ソロベースのレビュー
そして、今回のソロキャンプで初張りをしたバンドック製のパップテント(軍幕)であるソロベースですが、至って使いやすいソロテントでした。
ただ、パップテント(軍幕)を使用する事は初めての場合は、事前にyoutubeなどでテントの張り方を見ておけば十分ですよ。
⇩バンドック ソロベースの超簡単10分設営動画です⇩
ソロベースのメリット
焚火に適したソロテント
まず、ソロベースの特徴は格安なのに、フライシートが焚き火などの飛び火に比較的強めのポリコットン生地(TC素材)のため、冬場でも防風の意味合いで、幕下での焚き火も容易に出来ます。
実際、自分の場合は雨が降っていたので、本来なら雨に濡れるところでは焚き火は出来ませんが、このソロベースのお陰で雨にも濡れずに焚き火も出来ましたし、その際に使用した焚火台もソロ用の物ではなく、ユニフレームのファイアグリルでしたが炎面の高さもありますが問題なく使用できました。
コンパクトサイズ
これは見て御覧の通り、ソロベースはソロ用テントの為いつもファミリーキャンプに慣れている自分からすると、十分すぎるほどコンパクトで持ち運びが便利です。
もちろん、これ以上に軽量でコンパクトなテントは多いでしょうが、車でキャンプ場に向かう自分からすれば、70Ⅼのトランクカーゴにも十分入るのでソロキャンプ用品を、ひとまとめに出来る事は大きなメリットです。
※ちなみに自分の場合は上記、寝袋とテントをトランクカーゴに入れて、それ以外のキャンプ用品を詰め込んでキャンプに行きました。
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価格が安い
そして、このソロベースは税込み20,000円以下で格安でありながら、TC素材のうえにインナーテントも付いており、その他のソロ用パップテントと比較すると、実際の軍幕の再現度も高く、色合いも自然に溶け込むようになっています。
ちなみに、価格だけの面で言えばテンマクデザインやDODからもパップテントは販売されてはいますが、インナーを含めれば半額以下で購入出来るので、これからキャンプを始めたい初心者にはオススメの商品です。
⇩他のパップテント(軍幕)の記事です⇩
ソロベースのデメリット
スカートが標準装備していない
これは、冬場に限った事かとは思いますが、外部からの冷気を妨げるテント下部のスカートが、ソロベースでは標準装備されておらず、冬場は風が吹き込みやすいため就寝時なども寒くなりがちです。
ただ、この問題はポールの角度や、ペグダウン時の調整にて地面とテント裾の隙間を極力無くすことが可能ですし、そもそも冬用ダウンシュラフ(厳寒時対応)を使用する事で快適に使用する事ができますよ。
⇩冬キャンプにおススメな記事です⇩
天井高が低い
これは購入時に自分も非常に気になった事ですが、実際テンマクデザインやDOD製のパパップテントに比べると、フライシートの天井高さが110cmのため、身長が高い人から見ればチェアを使っての運用がしにくいように感じます。
ただ、その為に超ローチェアや、リクライニング機能があるチェアを使用すれば、天井高さの問題を解決できますし、どうしてももっと開放感が欲しければ、座布団を利用してのお座敷スタイルで解決は出来ますね。
⇩超ローチェアの記事です⇩
サイドパネルが無い
天候の悪い日、特に風の強い日や、雨の日に重要になってくるのがサイドパネルですが、
サイドパネルとは、上記赤線の部分で、横風や横雨からテント内を守る性質な物でテンマクデザインの炎幕などのには標準装備されている事が多いですが、コレがソロベースには付いていません。
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ですから、先日の初ソロキャンプのように雨が降っていると、雨がテント内に吹き込みますので、その場合はテント内に入れる荷物量は厳選する必要性が出てきますので、天候悪化が予想される際は荷物は必要最低限の方がおススメです。
⇩テンマクデザインの炎幕の記事です⇩
まとめ
以上が、ソロキャンプの心得と問題点、そしてバンドック製パップテントのソロベースのレビューですが、実際にソロキャンプデビューをしてみて概ねソロキャンプの良さを実感できましたし、天候が悪い日だったからこそ、本来であれば感じる事が出来なかったデメリットも感じれて良かったと思います。
また、ソロキャンプは自分のやりたいことを誰にも邪魔されずに、時間配分も好き勝手に出来て非常に楽しいキャンプですが、いざ問題が起きた際にはそれだけの責任と解決能力を持ってソロキャンプに臨む必要がある事を実感できました。
そして、最終的にソロキャンプをやってみて思った事は、兎にも角にも基本的には完全な自己満足を味わうだけもモノのように思えて仕方がありませんね・・・w
⇩バンドック ソロベースの超簡単10分設営動画です⇩
それでは、皆さんのキャンプライフの参考になれば幸いです~♬
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