近年は冬キャンプ人口が増えてきていますが、一昔前であれば冬場にキャンプに行くなんて正気の沙汰ではないと思われていました。
筆者もソロキャンプを始めた当初は冬キャンプは、他のシーズンと違って色々大変な事が多かったので今回はその問題点について紹介していきます。
- 冬のソロキャンプデビューは問題点がいっぱい!?
- バンドック ソロベースを使ってみた!
- バンドック「ソロベース」のメリット!
- バンドック「ソロベース」のデメリット!
- 冬のソロキャンプデビューのまとめ !
冬のソロキャンプデビューは問題点がいっぱい!?
念願のソロテントを購入し、1月の厳寒期に誰もいないキャンプ場で初ソロキャンプを行った際、持ち物について気になる事が多かったんですよ。
ソロキャンプなら荷物は必要最低限にしよう!
筆者の初めてのソロキャンプでの失敗は、安心を考えすぎて荷物が多かった事です。
テント、寝袋はもちろん、上記の画像以外にコットや衣類関係バック、焚火台、薪、灯油ストーブ、クーラーボックス、チェアといった沢山のキャンプ用品を持っていきました。
ソロキャンプは荷物が多いと運ぶのが大変!
装備不十分より問題はないように思えますが、その荷物を駐車場から200~300m運ぶとなると重労働ですが、キャンプ場にはリアカーがあって問題ないと考えていました。
しかし、撤収時は雨が降りリアカーがビショビショで、結局リアカーを使えずに何往復もする事になってしましました。
そう考えると、天気が悪いときで駐車場が遠いサイトの場合は荷物が最低限にするのが最適です。
天気予報の確認は絶対必要!
初めてのソロキャンプは冬場でしたが、当日は北陸地方富山県でも珍しく1月の最高気温が15℃といった暖かい好条件でした。
しかし、筆者は天気予報は調べていましたが、外気温まで調べておらず結果的に不要な荷物を持ち込む事に繋がった訳です。
⇩初めてのソロキャンプ記事です⇩
ソロキャンプで不要になり得るもの!
そんな暖かい冬のキャンプで不要だったものは以下の物になります。
気温を考えて灯油ストーブを持っていこう!
最高最低気温が15℃~6℃の比較的暖かい日でしたが、寒いと困ると思い灯油ストーブを持っていきましたが、焚き火でも暖も取れますし小型のカセットガスストーブで十分でした。
就寝時には雨が強くなりテントを閉める事になり、灯油ストーブが邪魔で撤収時に雨の中車まで運ぶのが大変で、帰りに車内に灯油を漏らすという最悪の結果になりました。
必要な分だけ薪を持っていこう!
これも、ストーブと同じように考え、かなり多めにと思って薪を3束も持っていった事で、狭いソロテント内を圧迫する事になったので、必要な薪以外は車内においておけば良かったですね。
また、雨も降っていた事もあり薪を少しずつくべたので1束も使わなかったので、事前に天気や使う焚火台形状で薪の使用量を考える必要があります。
作る料理を考えクッカーを持っていこう!
今回の調理は冷凍炒飯をシエラカップで作ったくらいで、米も炊く必要が無かったので、正直言ってクッカーや食器類をフルセットで持っていく必要がなかったです。
また、ペール缶の中にスタッキングも出来るので持っていきましたが、中のクッカー類は結局使わず完全に不要でした。
⇩クッカー類のスタッキング記事です⇩
ソロの場合はシェラカップとマグカップとナイフがあれば、簡単な食事は十分できるので使わないダッチオーブンも邪魔になってしまいました。
ソロでの料理は事前に何を作るかを考えておけば、料理器具を軽減できる訳です。
バンドック ソロベースを使ってみた!
初めてのソロキャンプで使用したのがバンドックのパップテント(軍幕)ソロベースです。
⇩バンドック「ソロベース」の超簡単10分設営動画です⇩
パップテント(軍幕)を使用する事は初めての場合は、事前にyoutubeなどでテントの張り方を見ておけば勝手が分かるので参考にどうぞ!
バンドック ソロベース BDK-79TC
スポーツオーソリティ PayPayモール店
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バンドック「ソロベース」のメリット!
筆者が初めての使ったソロテントのバンドック「ソロベース」のメリットを紹介します。
焚き火に適した素材!
ソロベースの特徴はリーズナブルながら、焚き火の火の粉に比較的強めのポリコットン生地(TC素材)のため、幕下での焚き火も可能です。
キャノピー部分を跳ね上げれば雨にも濡れずに焚き火を楽しめますよ。
コンパクトサイズ!
ソロベースはファミリーキャンプに慣れている筆者からすると、十分すぎるほどコンパクトで持ち運びが便利です。
TC素材で重量はありますが車でキャンプ場に向かう筆者からすれば、70Ⅼのトランクカーゴにもギアと一緒に収納できるので何かと便利です。
価格が安く初心者向け!
バンドック「ソロベース」は当時20,000円ほどで安く、TC素材でインナーテントも付属しており、色合いも自然に溶け込むようになっています。
近年は各社から安いパップテントは販売されていますが、今でもコスパが良く、これからキャンプを始めたい初心者にはオススメのテントです。
⇩他のパップテント(軍幕)の記事です⇩
バンドック「ソロベース」のデメリット!
それでは、実際に使ってみてバンドック「ソロベース」のデメリットも紹介します。
スカートが標準装備していない!
バンドック「ソロベース」は、外部からの冷気を妨げるテント下部のスカートが標準装備されておらず、冬場は風が吹き込みやすいため就寝時なども寒くなりがちです。
ただ、この問題はポールの角度をペグダウンの調整にて地面とテント裾の隙間を極力無くすことが可能ですし、冬用ダウンシュラフを使用する事で快適に眠れます。
⇩冬キャンプにおススメな記事です⇩
天井高が低い!
筆者が一番気になった点ですが、テンマクデザインやDOD製のパパップテントに比べると、天井高さが110㎝と天井が低くチェアを使っての運用がしにくいように感じます。
ただ、幕の張り上げ方や、ローチェアのリクライニング機能を使えば天井高さの問題を解決できますし、座布団を利用してのお座敷スタイルであれば問題がありません。
⇩超ローチェアの記事です⇩
サイドフラップが無い!
風の強い日や雨の日にテント内の吹込みを軽減してくれるのがサイドフラップで、標準装備されている軍幕は多いですがソロベースには付いていません。
そのため雨が降っていると、雨がテント内に吹き込みテント内に入れる荷物量は厳選する必要性が出てきます。
⇩テンマクデザインの炎幕の記事です⇩
しかし、バンドック「ソロベース」の改良型である、ソロベースEXだとスカートやサイドフラップが標準装備していますよ。
BUNDOK バンドック ソロベース EX BDK-79EX
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冬のソロキャンプデビューのまとめ !
筆者としては初めてのソロキャンプで不安はありましたが、バンドック「ソロベース」のお陰で快適にキャンプを楽しめました。
⇩BUNDOK (バンドック)ソロベースのレビュー記事です⇩
また、天候が悪かったからこそ、本来であれば感じる事が出来なかったデメリットも体感出来ましたし、自分のやりたいことを誰にも邪魔されずに、時間配分も自由なソロキャンプは楽しいですね。
その分、ソロキャンプは問題が起きたときの責任と解決能力が必要になりますが、それ以上に楽しい事が多く興味をお持ちならソロキャンプを始めてみられてはいかがでしょうか。