9月に入ると夏の猛暑も和らぎ快適な秋のキャンプシーズンを、心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。
しかし、秋キャンプはメリットが多い反面、気をつけなければいけないデメリットもあるので注意して楽しい秋キャンプを過ごしましょう。
秋は絶好のキャンプシーズンといわれる理由とは!
筆者は年柄年中キャンプをしているので、どの季節でも快適にキャンプを楽しんでいますが、これからキャンプを始める初心者なら秋のキャンプがおすすめです。
そして、秋キャンプは他の季節のキャンプよりもメリットも多く快適にアウトドアライフをエンジョイできますよ。
秋キャンプは快適で過ごしやすい!
秋キャンプで一番のメリットなのが日中でも快適に過ごせる外気温で、9月中旬~10月中旬は暑くなく、キャンプを始められるならこの時期が一番おススメです。
また、キャンプの大敵である湿度も夏よりは低くなるので一日中快適なキャンプライフを過ごせます。
食欲の秋を堪能できる!
楽しいキャンプを彩るためには美味しいキャンプ飯が欠かせませんが、秋といえば食欲の秋といわれるくらいに旬の食材が沢山あります。
特に果物、野菜やキノコ類なども収穫時期ですし、秋の味覚の代表的な秋刀魚も直火でゆっくり焼いて食べると、自宅調理とは別物と感じて美味しいです。
中秋の名月を楽しもう!
大自然に囲まれたキャンプ場では明かりは少なく暗いので、月や星空を見たりするには最適で、焚き火をしながらの月見酒は格別です。
月が奇麗に見える「中秋の名月」は例年9月下旬~10月上旬頃で、天気が良ければキャンプ場で最高の中秋の名月が楽しめます。
秋キャンプで体を動かそう!
秋キャンプは運動をするにも過ごしやすい季節で、キャンプ場には広場やグランド、テニスコートなどを併設している場所も多いのでスポーツを楽しんでみるのもオススメです。
また、山のキャンプ場なら周辺にトレッキングコースが整備されているところも多いので、キャンプをしながらハイキングをしてみても良さそうですね。
秋キャンプは虫が少ない!
最低気温15℃を下回る日が増えてくると、キャンプの大敵である虫がいなくなりますので、虫が苦手な方はストレスが無く快適にアウトドアライフを堪能できます。
パッと考えても、秋はキャンプをするには最高のシーズンだという事が分かりますが、秋キャンプをする際に一番気を付けてほしい事があります。
秋キャンプのデメリットとは!
秋は快適にキャンプを過ごせる反面、気を付けないといけない事もあります。
屋外で楽しむアウトドアで特に気を付けないといけないのが、変わりやすい天候の変化です。
秋は台風シーズンで予定が組みにくい!
秋キャンプはメリットが多いのですが、同じく秋は日本列島に台風が上陸しやすい季節でもあります。
そのため、人気キャンプ場を早くから予約していても当日に台風直撃でキャンセルという事も多いので、特に9月は台風の影響を受けやすいのでこの季節は予約不要な無料キャンプ場を利用するのがおススメですよ。
⇩台風一過でのキャンプ記事です⇩
秋キャンプは寒さ対策が疎かになりがち!
9月~10月までは日中の気温も夏日を超える日が多く、日中はむしろ暑さ対策などを考えなければいけない事から寒さへの備えが疎かになりがちです。
日が暮れた夜から朝にかけては場所によっては冷え込みも厳しく、10月でも氷点下になる事があるので最低でも防寒着やカイロは用意するのがおススメです。
⇩秋に氷点下になったキャンプ記事です⇩
風が強いと寒さ倍増!
標高がある展望キャンプ場は絶景から人気が高く利用者も多いですが、その分遮蔽物が少なく風の影響をもろに受ける事があります。
風速が1mの場合は体感温度が1℃下がると言われているので、強風時には特に注意が必要ですが、風が強いと暖をとる焚き火もできないのでストーブや防寒着の用意が必要です。
⇩秋に強風で寒かった記事です⇩
秋は熊の出没が多い!
食欲の秋は何も人間にだけのメリットではなく、旬な木の実が豊富な秋は熊の出没も増えてくる季節になります。
そのため、キャンプで出た残飯やゴミなどはシッカリ片付け臭いが出ないような工夫も必要で、場合によっては鳥獣対策がシッカリしているキャンプ場を利用すると安心ですよ。
⇩鳥獣対策がシッカリしているキャンプ場の利用記事です⇩
秋キャンプは暖かく快眠しよう!
秋キャンプは快適気温で初心者も含めてベストシーズンといわれますが、天気の急変などによって想像以上に気温が冷え込む事があります。
そのために暑過ぎかもしれないくらいの装備でキャンプに行くべきで、もし暑ければ脱げばいいだけですが、寒くて着るものが無いと寒すぎて眠れないという事もあるので、価格が安い季節に冬用寝袋の購入するのがおススメです。
⇩格安ダウンシュラフの記事です⇩
秋キャンプは他の季節に比べて過ごしやすく快適ですが、万が一のときに困らないような準備をシッカリしたうえでキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。